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Re: 【第四章】 *゜。本当の恋。゜* 【実話】   ( No.739 )
日時: 2010/05/23 08:10
名前: 夜未 ◆I/.b8govos (ID: fxK7Oycv)

*゜。第七十一話。゜*


まだ君を想ってるよ。
お願い もう1度だけ想いを伝えるから。


もう少し・・もう少し。
君を好きでいてもいいですか——・・・?

***

めぐみとの噂があったとき 悲しみもあったけど自分の気持ちに気付けた。

私はまだ完全に真人が好きなんだ。
愛おしいんだ。

自分が真人を好きだと再確認をしたところでなんとなく気持ちが軽くなったような気がした。

「・・っていってもめぐみと付き合ってるんだよね・・・」

また絶望が私を襲う。
だめだめだめ!!!!

ネガティブはだめだ!
そう自分に言い聞かせるけど、脳内ではさっきの言葉ばかり繰り返される。

「っはあ・・・」

深い深いため息を何回もついた一日は終わった。

***

家に帰り、そして友達と遊びそしてまた家に帰った。
家に帰るとすぐにパソコンの電源をつけてパソコンが起動するのを待つ。

その間に誰かから電話がきた。
とりあえず、でる人が誰もいなかったので私は子機をとった。

『もしもし?』
『あ・・・えと 萌さんいますか?』

え・・・誰?
この声きいたことあるんだけど。

ってか名前を言いなさい!
軽くつっこみながらも私は答えた。

『萌ですが・・』
『あっ萌か!』

・・・思い出せそうで思い出せないこの声。
うううううん。

深く悩んだ結果 分かりました。
この声は・・・

『めぐみ!?』
『え?今気付いた!?』

だって最近 話してなかったから気付かないって!
ってなんで電話あああああああああ!?

何々!!!
『うちの真人をとるなーっ』って!?

いやいやいやいや、とってないっす!

ちょいとパニックになった私にめぐみはこういった。

『うち 真人と付き合ってないよ!!!!』

ごめん、うん。
真人くんは君のものだもんね。

・・・・・ってん?
今、なんておっしゃいましたか?

『は!?』
『だからうち真人と付き合ってないよ!』

なんじゃそりゃあああああああああ。

と、言いつつ嬉しくて笑顔を隠せない私。
でも 私は電話ではあえて冷静気取りをした。

『え なんで?』
『なんでって・・・ 私好きな人いるから真人は友達だよ・・・。』

え・・そなの?
そんなことを考えているうちに、そういうことだからばいばいとめぐみがいったので私もばいばいと言って電話をきった。


真人とめぐみが付き合ってない——・・・!?
改めてそう再確認をして、私はにやけながらパソコンに向かった。


           *゜。第七十一話。゜*(完)