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*゜。第七十三話。゜*

めぐみとつきあってないと思ったら君は柚と付き合ってる！？

安心だと思ったのに・・・
桜川　萌・・・

　　　まだまだ波乱万丈な生活が続きそうです・・・

***

私の毎日はなんでこんな大変なんだろう・・・
そう言いため息をつきながら今日も学校に向かう。

「おはよう・・・」

昨日とはあきらかに違うテンションで挨拶をした。
周りの皆だけは昨日と同じテンションで返してくれた。

それとは反対に私はまた自分の席にゆっくりと腰をつけた。

***

授業中、真未と話していた。
柚と真人の付き合ってるか、ということが気になって私は真未に色々聞いていた。


安心したくて真未に聞いていたのかもしれないけど。
でもそんなこともむなしく、安心なんてできなくて私の心は不安で募ってくばかりだった。

そんな不安で胸がいっぱいだと当然時間がたつのは歯やかったような気がした——・・・





「え？なんかつきあってないらしいよ」

どんぞこの私の耳に信じがたい一言。
何ですか　それ。

結局騒いどいてつきあってないんですか・・・
あはは、だったら騒ぐなよ！

そんな軽いツッコミをしながらも

私の心の中はまた一つなにかが取り除かれて軽くなったような気がした。






また一つ、君の隣があきました。

　　　　　　　　　　　*゜。第七十三話。゜*(完)