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Re: 【第二章】 *゜。本当の恋。゜* 【実話】 ( No.80 )
日時: 2009/12/18 18:33
名前: らん ◆I/.b8govos (ID: g7gck1Ss)
参照: 持ち名『らん』『咲夜』 小説かいてまふ(^ω^*v

*゜。第十三話。゜*


     お願い。  それ以上言わないで。


   誰か  誰か  
           私の味方はいないの—?



それは今日12月18日 1時間目の道徳の時間の出来事。


 私は昨日やすんでいた同じ班の問題児男子に話しをかけた。

「君がいない昨日は静かだったよー」


   いつも言ってるから軽い気持ちで言った。

でもそれはある出来事を招きいれただけだったんだ。


  最近 私は 真人と問題児男子『大畑 夢』に色々 かわかわれるようになっていた。


「あら アノ人『失恋』した人ですねぇ」

         「ああ!心友に恋人をねぇ」

 
          わざとらしくいってくる。

「あっそ! んで?」

          こう反論しても無視。

               …… 最悪だ。

  いつも言われてるから 我慢できると思った。


 でもその考えはあまく しばらくすると泣きたくなってきた。


 夢と真人は私の顔を見るたびに「うわぁ! 涙目!」
とか言ってくる。


 私が涙目なのを知ってるくせにきずつく事をどんどん言う。


「おい! 失恋したから太ったのか!?『悠斗くぅ〜ん』っていいながらよ!」


        あああ それは気にしてるのにぃ!

  なんて心の中で ツッコミをいれても相手はずばずば言ってくる。

       だんだん涙腺がゆるくなってきた。

  横にいる華は 必死に反論してくれてる。

 でもそれは効果なく 華までも言われていた。


「おい!しゃくれ!」

         華をしゃくれてないのに…

  これは本当だよ? でも男子は言ってるんだ。

 華まで目がウルウルして今にも泣きそうだった。


  お願いだから これ以上人を悲しませないで。


  ずっと我慢していた想いがこみ上げてきた。


 お前らには 『失恋』の気持ちがわかんのかよ—?

       知らないくせにウダウダうるせぇ!!


              こういいたかった。

 でも今の私にはそんな事言える気力はなく とうとう我慢していた涙がでてしまった。


「っうっ…」

    声を我慢してるつもりでも洩れてしまった。


  泣いてるのもかまわず 色々言ってくる男子。

    言われている間 思い出す辛い過去。
     

   お願い。

         誰かとめて。

 
            私に味方はいないの—?

           *゜。第十三話。゜*(完)