コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 【第二章】 *゜。本当の恋。゜* 【実話】 ( No.97 )
- 日時: 2009/12/25 20:14
- 名前: らん ◆I/.b8govos (ID: g7gck1Ss)
*゜。第十五話。゜* 『クリスマス・前編』
私の胸の鼓動は 足を一歩前にだすだけで確実に高まっていた。
もうすぐ 音子の家だ—…。
そこは今日のクリスマスパーティーの会場だ
私はいつもよりなるべく頑張って髪型をかえていた。
いつも茶色の髪をショートでおろしているが
今日は髪を一つに結んでいた。
そんなこんなで考えてるうちに家についた。
ピーンポーン
チャイムを鳴らしたのと同時にドアが開いた。
「いらっしゃーいっ!」
笑顔で亜矢がでてきた。
「おっじゃましまーす!」
こういって私は奥へ奥へと進んだ。
奥に進むと ゲームをしてる悠斗が目についた—
違うとところを見ると 『松村 優』と『中村 輝』が向こうにあるパソコンに釘付けだった。
「おおおお!萌 今日髪型違うねーっ! かわーいーいー!」
亜矢に大きな声で言われた。
大きな家にこの声が響きわたった。
「いっいやぁ! ありがとーっ」
私はテレ気味だったが言った。
時がたつのは早く皆 ご飯も食べ終わり パソコンに釘付けだった。
椅子に座ってる男子の後ろに女子がたってパソコンを見ていた。
私は 悠斗の後ろに言った。 どちらかというと私はパソコンに詳しい方だったので 男子に色々きかれていた。
「なぁ 怖い動画ってある?」
1人の男子に聞かれた。
「え? っと それはねぇ」
私はこういいながら指示をした。
マウスの操作は 悠斗だった—
私が悠斗に指示をして 悠斗がマウスを動かす—
何気ない事でも 幸せだった—
「うぉぉぉぉぉぉぉ」
パソコンからありえなく恐怖の顔がある。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!」
華と亜矢以外はきまって叫んでいた。
もちろん 私も。
パソコンにこんな怖い顔 存在すんですか!?
そんな女子を見て男子は笑っていた。
もちろん 悠斗も。
私はそんな悠斗の笑う顔が久しぶりに見たようで嬉しかった。
パソコンで怖い動画を見た後は ほとんどが2階へいった。
私はパソコンに釘付けだったのでいきはしなかった。 と いうか興味なかった。
その時 音子に呼ばれた。
「萌! トイレいこ??」
「んあ? いいよーっ。」
私は言った。
その時 腕をすごいひっぱられてトイレとは違う方向へ行った。
そこは悠斗達がいる2階だ。
「えええ どこいくの!?」
2階への階段をのぼり終わったらまっすぐあるドアに向かった。
そこは ベットルーム。
悠斗と優 そしてほかの男女がいた。
「いーやーだーっ!」
私は音子に引っ張られながら壁にへばりついていた。
私の力はまもなくなくなっていき 音子に押されてベットルームにはいった。
「うあっ!」
私の痛い声と共にいやな音が聞こえた。
バタンッ—!
「!?!?!?!?」
ドアが閉まった—…!?
私は思考回路がパニックになった。
「うわあああああ」
そういいながらドアを開けようとした。
「え!?」
あかない—??
ドアの向こうからは笑い声が聞こえてくる。
そ〜っと後ろを見たらベットの上に悠斗が笑って座っていた。
『何!? なんなの!?この状況!!!』
そういいながらもう一回みた。
やっぱり笑っている—…
ああ
そんな笑顔で私を見ないでよ—
もっと好きになっちゃうじゃん—…
*゜。第十五話。゜*(完)
『クリスマス・後編』に続く(^ω^☆