コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: *.・.め ぃ ろ 〜キミの笑顔とアタシの色〜(実話).・* ( No.10 )
日時: 2010/01/05 15:47
名前: ☆風花☆ (ID: RjGXEztJ)

10話〜バレンタインチョコ〜
 
  夏休みがあけて、アタシ達は練習に励んでいった
  そして、日々はドンドン流れていき
  秋、冬と、年が明けた______
  
 「さっむぅ〜いッ」
  アタシはカタカタと肩を震わせながら言った 
  気温は−1度くらいという寒さ
  アタシ達はそんな寒い中ナイターを始めた
  牧とあってから約半年___
  いろいろなことがあったけど
  アタシは牧をあきらめてはいない
  彼女がいたとしても
  アタシは彼女に負けたくなかった
  それに、力也から聞いたけど
  あの”さき”という子と牧は
  とっくに祭りの後に別れたらしい
  牧は好きな人が他にいてそれも3人で
  さきって子は4人いたらしい____
  それで別れたそうだ___
  今は2月、
  大会まであと1ヶ月ほど
  大会は3月の14と15日の2日間
  しかも、2泊3日の泊まりで行く
  牧と会える時間が増えてすごく喜んだ_
  
  そしてアタシはある日
  今まで志穂に打ち明けなかったことをいった
  アタシと志穂はメールをしている
  そのメールで志穂はアタシに
 ”マッキーのコト、好きでしょぉ?”
  と、聞いてきた
  志穂は牧と仲がいいから打ち明けなかったけど
  正直に
 ”うん‥‥そぉだよッ☆”
  と、返信したそしたら新たなことに
 ”やっぱりぃ〜↑↑志穂、
  前からそぉじゃないのカナッて思ってたさぁ〜
  打ち明けてくれてありがとッ
  マッキーと志穂仲いいから
  打ち明けにくかったかよね‥‥ゴメンねッ(汗)
  志穂も打ち明けちゃうけど”鈴木”のコト
  好きなんだぁ〜〜 あぁ〜いっちゃったぁッ☆
  誰にも言わないでねッ?!
  志穂もふーちゃんのこと言わないからさッ
  ふーちゃん、バレンタインチョコ
  マッキーにあげるのぉ?
  志穂ゎ考え中♪(^w^)ノ”
  と、返ってきた  
  
  今日は2月5日
  明日はナイターのある金曜日
  アタシは布団に入って
  志穂の言っていたバレンタインのコトを
  じっくり考えていた_____
  ________

  2月6日金曜日_____
  ナイターへ行った
  今日のナイターは、アタシにとって最悪だった
  大会に向けてキーパーを決めなければならない
  それで、1人ずつキーパーを体験するというコトで
  今日はアタシの番でアタシがキーパーを体験する
  アップが終ったあと水筒の中身をゴクゴク飲む
  コーチのいる場所へ行こうとすると牧に
 「オレンジ〜ッ!!」
  と、呼ばれた
  アタシはくるりと振り返ると
 「オマエ、今日キーパーだっけ?」
  と、聞いてきた
  アタシは冷やかされると思い
 「そうですよぉ〜ッそんなの知ってますからッ」
  と、言うと
 「キーパー‥‥がんばれよ‥‥」 
  と、ボソリといわれた
  その言葉がうれしくて、
 「なッなに?もう一回言ってッッ」
  聞こえない不利をしてもう一回聞こうとすると
 「だぁー!!もぅッキーパー防具着るの
  時間かかるから早くいけよッッ」
  と、牧が言うと
 「ハイハイッ♪いってきまぁ〜すッ!!」
  と、言ってアタシはコーチのいる場所へ向かった

  数分後__
 「ギャハハハハハハハハハッ☆」
  大声で笑っているのは男子全員
  キーパーをやっているアタシは
  なかなかキックができない
  蹴っても空振りでシュートされてしまう
  アタシはシュートボールが速くて 
 「ギャアアアアアアア〜〜〜」
  と、言いながら
  ジャンプしてボールをよけていた
  こんなことしてたらキーパー失格である
  男子達は
 「何アイツ〜ッ♪」
  と笑っていた
 「オレンジッ!!俺、すっげぇシュート今、
  入れてやるから蹴れなかったら
  好きな人教えろよッッ」
  と、牧が言うアタシは
 「いーけど‥‥‥」
  と、自信なさそうに言った
  そして、牧がシュート体制になった
  アタシも体制を整える
  そして、牧がスティックを振り落とし
  スティックがボールに当たった
  そのボールの速さは‥‥‥_____
  牧のいつも打っているボール速さでは
  

  なかったんだ______

  _________

  何コレッ‥‥‥________
  いつもの牧のシュートヒットじゃない____

  唖然としているアタシに対して
  牧の打ったボールは見事にゴールに入った
  
  いつもよりすごく速かった_____
  牧は鈴木君や力也と一緒にスティックをぶつけて
 「イエ〜イッ☆」
  なんてやってるしッ‥‥___
  牧はアタシのところへ近寄ってきて
 「好きな人だからなッ」
  と、ボソッとつぶやいた
  アタシは
  はぁッ?!
  というような顔をした
  そしたら牧は
  舌を軽く出して”ベッー”とアタシに向けて
  笑っていた
  その姿がすっごくかわいくて
  アタシは何も仕返しをしなかった
 
  ナイターの終わりの挨拶をした後
  牧に
 「ねぇッ好きな人おしえなッ‥‥‥‥」
  アタシは言葉の途中で話すのをやめた
  牧が口に人差し指をあてて
 「しぃーッ」
  と、小さい声で言う
  そして、アタシの服をつかんで
  暗いほうの道へ引きずっていった
 「その件、本当だと思ってたの?オマエバカじゃん
  ウソだよッ ウ・ソッ☆  
  オレンジの好きな人はいつか聞くカラッ!!」
  牧はニカッと笑って帰っていった  
  アタシは牧の笑顔にキュンキュンだった
  グラウンドに戻ると志穂や唯奈に
 「顔真っ赤かダヨッ☆マッキー女ッ(笑)」
  と、アタシに冗談口調で言う
 「もぅッ!!バカにして〜ッ
  カワイイ〜〜〜‥‥‥ぢゃんッ!!」
  アタシは2人にそういった

  この光景を力也はずっと見ていたと
  拓からのちに聞いたけど
  それはずいぶん後に聞いて______
  まだ、”あの事件”が起こる後だったから
  こんなことになったんだ_____

  _________

  2月7日 土曜日

  ホッケーの人たちで集まって練習を行った
  大会に向けてアタシ達小学生は始めて
  前15分 後15分 計35分(休憩5分)をやった
  始めてやってとってもキツかったアタシ達は
  息ができそうに無いくらい息切れをしていた
  冬で寒いはずなのに、運動して暑苦しかった

  木陰のほうでアタシ達女子は集まって
  ミーティングをしていた
  志穂や唯奈な由紀ちゃん以外のメンバーで
  アタシ達より年下の子達を含めて
  アタシ達は7人のメンバーで結成されていた
  チーム名は ”SHCジュニア ユッキー”
  年下の子達の名前は

  5年生の 山口 麻弥(やまぐち まや)ちゃん
  4年生の 大島 沙歩(おおしま さほ)ちゃん
  3年生の 川原 未来(かわはら みき)ちゃん
  という子達
  ちなみに沙歩ちゃんは力也の妹

  女子のチームはまだ1回も
  男子に勝ったことが無い
  1月からずっと試合の練習をしていても
  男子が絶対いつも勝つ
  男子のほうが経験が多い人が3人位
  いるからだと思うけど、実力の差かもしれない
  ともかく、アタシ達はいっぱい練習しないと
 ”男子に勝てないんだから
  大会ぢゃ1勝もできない”
  という意見になり
  アタシ達は超必死に練習に励んだ
  アタシと志穂はこっそり
  男子のミーティングの内容を
  聞きに行こうとしていた
  _______‥‥‥

 「オレらさぁ、大会で優勝できんのかなぁ?」
 「弱気になってちゃダメだよ涼クンッ!!」
 「元気だせッ!!絶対いけるカラッ☆」
 「そぉーだよッ!!
  マッキー見たいに+でいこうゼッ!!
  +でッ!!」
 「拓ちゃんのゅーとぉーりッ!!+でいこうッ」

  ________

 「ふーチャン、男子って+思考だから
  チーム力いいかもねぇ‥‥」
 「うん‥‥ぃこっか」
   __________
 
 「今、風花と志穂が来てたねッ!!
  セェーフッ!!」
 「マッキー大会行って1勝でもできたら
  告るんだら?”アイツ”に 」
 「まぁ、相手は朝日(福井)だもん‥‥
  岡山は強いかどーか知らないけどぉ‥‥
  1勝できたらスゴイよッ!!」
 「そぉーだなぁ‥‥うまくいくかなぁ〜〜
  だって”アイツ”‥‥‥」

  男子のミーティングの内容は
  後にアタシが聞いたことでもあり、
  分かった事でもある 
  アタシは男子のミーティングの内容を知った時、
  牧の秘密をしったトキはショックをうけた____

  だって______
  だって______

 「アイツ、涼クン好きっぽいヂャン?」
 
  _________

  2月8日 日曜日

  この日は、特別に総合グラウンドがとれて
  練習できる日だった
  アタシは、牧に会えることが嬉しくて
  楽しみにしていた____

  この日もこの間と同じ計35分を3セットもやった
  アタシ達は汗だく状態
  汗臭いかどうか自分の匂いが気になってしまう
  練習が終わった後はみんなでおしゃべりッ☆
  志穂と唯奈が話しに盛り上がっていてアタシは
  1人で石をけっていた
 「オレンジーッ!!」
  牧の声だと分かってすぐに振り向いた
 「手ぇ出してッ!!」
  牧にそういわれて手を出すと‥‥‥

  何か手に、ヘンな感触がするのは
  気のせいでしょうか‥‥牧サンよッ‥‥

  そう思って
 「何かヘンな感触がするんだけど‥‥」
  アタシがそういうと
 「あれっ?!オレンジ好きじゃなかったけ?」
 「好きって、何がぁ?!」
  アタシは怒り口調で言うと
 「”セミのヌケガラ”だよッ!! 
   セミのヌケガラッ!!」

  あぁーそういえば確かそうだったなぁー‥‥

  と、思い出すアタシ
  セミのヌケガラが大好きだったアタシ
  だけど、セミは大嫌いッ!!
  夏のころにアタシが
  セミのヌケガラを持っていれば
  牧たちはおもしろがって、それを奪い
  アタシの目の前で踏んでつぶしていた
  踏んだかわりとして牧は
  アタシのバックにアタシの大嫌いなセミを入れて
  アタシは半泣き状態
  ソレを見て牧はおもしろがって大笑い____

  という苦い思い出がよみがえってきた____
  でも、セミのヌケガラが好きだってコトを
  覚えていてくれて
  

  アタシは嬉しかった____

  __________

 「あのさぁ、このヌケガラとセミ
  どぉしたの?」
  アタシは牧に聞いてみた

  いや、だって‥‥‥
  今、冬だよッ?!
  セミって”夏”だよね?
  しかも、寿命って1週間ぢゃなかった?

 「このセミのヌケガラは、夏の時に取っておいた
  ヤツで、このセミは‥‥‥」
  牧が言葉を詰まらせた
 「オレにも分からんッ(汗)」

  ええーーーッ

 「ぢゃぁ、どぉーしたのよッ」
 「‥‥‥‥力也が、拾ったらしいから___」

  はぁッ?!
  力也がぁ?!
  拾ったぁ?!
  いつッ
  どこでッ (0□0)
  何でこの時期に?!

  アタシの疑問が頭の中でグルグルと回る
  アタシの姿を見て
 「ハハハッ!!ウケルーーッ☆
  大成功ダヨッ☆」
 「大成功‥‥____?」
 「げっ‥‥____」
  牧がやばそうな顔をする
 「これ、つ・く・り・も・のッ☆(笑)」

  アタシは怒りが抑えきれず爆発した
 「ゴルアァーーーッ
  かーらーかーうーなーぁッ」
 「キャーァッ!!力也、逃げるぞぉッ」
 「おうッ」
 
  そういってアタシから逃げる2人
  アタシはこの光景を見て
  クスクス笑っていた____
  __________

  アタシは家に帰ってから
  夏のことを思い出していた
 
  土曜日のホッケー教室
  いつものようにセミのヌケガラを持ってたアタシ
  それを見て牧はセミのヌケガラをつぶす
  半泣きのアタシ
 「どぉーしてくれんのッ!!」
 「どうって、どぉもしない」
 「ぢゃぁ、なんでつぶすのさッ」
 「オマエのそういう反応みるのおもしろいから」
  牧がそういって笑う
  
  _____
 「チーム分けするよー」
  コーチがそういってチームを分け始める
  チーム分けは1列に並んでいる列がある
  学年ごとに分けてる
  5年生と6年生は合同で5年生の先頭から始まる
 「4チームに分けるよーッはじめッ!!」
  コーチがそう言い終わったら
 「1」
 「2」
 「3」
 「4」
 「1」
 「2」____
  と、1人ずつ順番に数字の番号を言っていく

  アタシの番号は4
  4のチームへ行くと牧と5年生の子2人がいた
 「オレンジかよーッ」
  牧がため息をつく
  そして、各チームで練習が始まった
  練習中アタシは牧に
 「あのさぁ、ヌケガラどぉーしてくれんのッ」
 「‥‥しゃーないなぁ、オレ探すの得意だから
  一緒に探してやるよッ」
  と、牧がニンマリ笑う
  
  ________
 「水分とってー」
  コーチがみんなに呼びかける
  水分を取っていると牧がアタシに近づく
  そして、アタシに何かを投げつけた
 「ジジジジジジーー」
  何かが叫ぶ___
 
  これは____
 「セミ?!____ギャァーーーーッ」
  アタシが叫ぶと牧はアタシのバックに
  セミを突っ込む
 「ちょっとぉ、やめてよーーッッ」
  アタシが叫ぶと
 「ハハッ!!そーいうところ、おもれぇんだよな
  オレンジって‥‥」
  牧は笑い泣きをしてまで笑い続ける
  その姿にアタシはブスっとなる
  
  _______

 「4班、試合だよーッ」
  コーチに呼ばれてコートに走る
  挨拶をして試合が始まった
  牧がボールを持ってシュートをした
  それは見事にゴールインッ!!
  アタシはその姿を見ていつもカワイイ牧が
  カッコよく見えたんだ____

  ‥‥結局、3対2でアタシたちの勝利ッ
  アタシがフンフン鼻歌を歌っていると、
  いきなり服をつかまれた
 「オレンジーッ!!
  マークするときは強い人をマークしろよッ!!」
  牧にそう言われたけど
 「ふーん‥‥ハーイ____」
  と、上の空
  牧がヌケガラをとってくれることしか
  頭になかったからだけどね____

  _____
 「これでホッケー教室を終わります
  ありがとうございましたッ!!」
  挨拶が終わったと同時にアタシと牧は木に近づく
  牧が一生懸命ジャンプしていた
  背が小さい牧はヌケガラの場所まで届かない__
  アタシは普通に届く場所
  牧は長い木の棒を持って5匹ぐらいのヌケガラを
  一気に落とした
 「オレンジーッ!!とれたぁ↑↑」
  そういってアタシに渡そうとすると_____

  バリッ
  
  牧が手でヌケガラをつぶす
 「ちょっ!!なにすんのーーッ!!」
  アタシが怒ると
 「ざまぁーみろっ!!」
  牧がそういって笑っている

  アタシはしょぼしょぼしながら家に帰った___
 
  ____
 「懐かしいな」
  半年前のことを思い出したアタシ
  そして、ゆっくりと眠りについた


  _________
  
   2月11日 水曜日____
  今日は建国記念日とかいうので、学校が休みッ
  今日もグラウンドがとれたので
  ホッケーをやることになっていた

 「ふーちゃんッ!!きぃーて、きぃーて!!
  今日ねッ、ブスの誕生日なんだってッ!!」
  志穂がため息をして嫌そうにアタシと唯奈に言う
  
  あっ!!
  誕生日ッ!

  一昨日は志穂の誕生日だった____
  だけど、学校で誕プレを渡せなくてアタシは
  申し訳なかった___
 「今日も35分間やるよーッ!!」
  コーチが元気よく言う
  どこからあんな元気が出るのやら____
 「ヤダよぉ〜ッ!!男子に1回も志穂っち
  勝ててないんだよ〜ぉ↓↓」
  志穂は本日2度目のため息をつく
 「ウチらさぁ、年の差とか、経験差とか、
  いろいろな差があるよねぇ〜」
  と、唯奈までため息をつく
  確かに、男子と戦う時は男子は全員6年生
  アタシたちは学年ミックス
  それに、経験多い人結構いるし_____
  拓や鈴木君、星哉は去年から始めたけど
  すごいうまい___ 
  同じ時期に始めたのに
  アタシとレベルが違うのはなぜ?

 「ピィーッ」
  ホイッスルが鳴った
  試合開始である___

  ______‥‥‥

 「はぁー↓↓」  
  志穂が3回目のため息をつく
 「また、まけたぁー」 
  唯奈が落ち込む
  やっぱり男子達には

  勝てない______

  どうしたらいい?____


  アタシの不安が頭の中で回っていた____
 
  ____


 「あああああ〜〜ッ↓↓疲れた」
  アタシまで、ため息をついた
  あの後から35分のヤツを2セットもやった
  でも、やっぱりアタシ達は負け
  今までの勝敗をいうと
  女子 0勝30敗 
  男子 30勝0敗

  くらいだと思う
  
  ってアタシ達やばいぢゃんッ (0□0)
  
  ”女子はこのままぢゃダメだ”
  という不安がずっと頭にある
  そんなこと考えていたらいつの間にか
  コーチがお菓子をくばろうとしていた

  ヤッタァ♪
  
 「2月生まれの人ーッ」
  コーチがそういう
 「ハァーーーーーーイッ!!志穂、志穂!!」
 「アタシもぉ〜」
  志穂と由紀ちゃんが手を上げる
 「あっ!!オレも〜」
  と、鈴木君も手を上げる‥‥__
 「って、涼くん違うじゃぁ〜んッ!!
  涼くん5月でしょッ!!」
  と、星哉がツッコム
  アタシ達2月生まれ以外の子はお菓子の
  ”たべっこどう●つ”か”アスパラビスケッ●”
  2月生まれの子は
    ”ジュー●ー”
  をもらった
  アタシは”たべっこどう●つ”の方を選んだ
  
  グラウンドでお菓子を食べちゃいけないのに
  男子達は後ろにお菓子の袋を持ってこっそり
  食べている
  だけど、星哉がビスケットを1枚落として
  拓が3秒ルールで拾って食べている
  
  ______

  アタシと唯奈はチャリの止めてある
  駐輪場へむかった
  向かう途中、
  力也と鈴木君と星哉と拓が歩きながら
  お菓子を食べていた
  力也がアタシの選ばなかったお菓子
  ”アスパラビスケッ●”を持っていた
 「1本ちょーだいッ!!」
  と、力也に言うと
 「おう」
  と言ってくれた 
  唯奈も拓も鈴木君も星哉ももらっていた
 「オイオイッ!!」
  力也が笑いながら怒る
 「もう1本ちょーだいッ!!」
  アタシがいうと
 「1本だけだからな」
  という力也だがアタシはそうあまくないゾッ☆
 「あぁッ!!オーイッ!!」
  力也が怒る 
  アタシは一気に3本くらいとった
  それでも物足りないアタシは
 「これで最後だからッ」
  といって、無理やり袋に突っ込む
  袋から手を出そうとしても力也の手がジャマだ
  アタシは意地でも出そうとするがあきらめた
  力也は最後の一本を口の中に入れた
  アタシはめげずにターゲットチェンジッ!!
 「鈴木クン、1っぽ‥‥‥」
  鈴木君はアタシの言葉と同時に全部、口の中に
  ピスケットを突っ込んだ
 「ふぁい、おいあえう (はい、ごみあげる)」
  と、ゴミをアタシの方に渡した
 「いらないッ!!」
  といって力也に渡す
  そんな中、星哉が
 「オレンジーッ!!残りあげるー」  
  と、アタシに言うが、アタシはシカト
  そしたら、ゴミがまた1つ増えた
 「これ、誰のチャリ?」
  と、アタシが聞くと
 「オレのー」
  と、力也が言う
  アタシは力也のチャリ籠カゴにゴミを突っ込んだ
  力也はゴミを取り出し唯奈のチャリカゴに入れる
  唯奈は星哉のチャリカゴに入れて
  星哉は関係ない拓のチャリカゴに入れた
  拓は巻き込まれただけの事に怒った
  アタシと唯奈はチャリで逃げた
  アタシ達は

  笑いながら帰っていった____
 
  ________

  2月12日 木曜日

  アタシは学校から帰ってきたらお菓子作り♪
  作るのはマフィンとチョコレートとクッキー
  あげるメンバーは
  ホッケーやってる人, (大会行く人)
  と、神とかその他10人くらい
  かなりの数になる______
  それでもめげずに,がんばるぞーッ☆

   2時間後____
 「きれいに,うまくできたぁ♪」
  喜ぶアタシ
  バレンタインはあと、2日____
  
  明日ナイターがあるから明日渡そうっとッ

  そう考えていたアタシは
  甘かった_______
 
  2月13日 金曜日
 「今日は13日の金曜日だぜ〜〜ッ」
  拓が騒いでる
 「最悪〜」
  隣の席の野原も騒いでいる
  野原は5年生の夏休み明けに引っ越してきた男子
  みんな”野原”とか”のばた”っていう
  本名は ”野原 光輝”
  でも、誰も光輝とは呼ばない(なぜだろう‥‥)
  野原は見た目はメッチャかっこいい男子
  性格も優しいしおもしろいけど____
  多少、アホだ____
  野原の事を好きな子はたくさんいる
  唯奈もそのうちの一人
  ”力也はどうしたんだ”って話だけどね___
  アタシが野原としゃべると女子の目が怖い
  それは誰だって同じだけど
  アタシは隣の席だもんな_____
  
  そんな嫌味を抱えながら拓が
 「13日の金曜日って不吉な日なんだって!!
  キリストが死んだとか聞いたッ!! 」
  噂が大好きな拓がそういっていた
  
  アタシは拓の言っていた”不幸”に
  まだ気づいていなかった
  きちんと窓から見ていたのに____

  雨が今にでも降りそうな

   ___曇り空を_____

  __________

 「雨降りそぉだなぁ〜、ナイターできんのかな?」
  アタシの隣で一緒に窓の外を見ている拓が言う
 「ナイター‥‥?なんで?」
  何も知らないアタシが言った
 「はぁッ?!オマエ、バッカじゃねぇーのッ?
  ナイター雨降ったらできないんだぞッ!!
  あと、大会まで1ヶ月しかないんだぞッ!!
  練習できねぇーじゃんかッ!!」
  と、拓が怒鳴り散らす
 「そっか‥‥中止____
  んんんッ!?」
  アタシがパッと思い出す
 「どうした?!」
  拓がアタシに問いかける
 
  チョコ____
  牧にあげれない____
  どうしよう
  お菓子腐っちゃうよ______

 「お菓子をあげられないから」
  なんて言えなかった
  
  だって、サプライズにするんだもん
  唯奈と志穂、以外知らないんだもん
  拓に言ったらソッコーでみんなに言うんだもん
  だから、
  いえないじゃん?____
 
  アタシがしばらく黙っていると
 「大丈夫?どうかしたか?」
  と、優しく問いかけてくれる拓
 「なんでもないッ☆」
  バレないように笑って見せた
  
  作り笑顔ってバレてないよね____

  キーンコーンカーンコーン
  下校時刻のチャイムとともにアタシはダッシュ
  今日は神に
  ”牧に手紙渡してくれているお礼”
  として、チョコを神にあげる
  牧とは伝言じゃなくて手紙交換になった

  ______

  家に着いたアタシはチョコをとって
  神の家にダッシュ
  神は傘を差して家の外で待ってくれていた
  神はチョコえをもらうと
 「ありがとう」
  と、ニコっと笑ってくれた
  それからアタシは、またダッシュして家に帰った
  なぜ?って?
  雨がやんでたから____
  
  うれしかったアタシは
 「バンザーイッ!!」
  空に向かって叫んだ

  だけど、
  やっぱり13日の金曜日って
  不幸だった____


  ______
 
  家についてからアタシは天気予報を見ていた
  でも、どこのチャンネルにかえても 
    ”雨” ”降水確率 50/80”
  
  アタシはショックを受けたけど
  可能性があると信じて
  
  どうせ天気予報だから当たんないよッ
 
  と、プラスに考えていた____
  
  PM6時00分
  ナイターは6時30分から始まる__
  30分を過ぎればできるッ
  そんな思いがアタシの心の中で溢れていた
 
  PM6時33分
  できると信じて、制服を脱ごうとした時
 
  プルルルルルルル____

  電話が鳴った
  つばを一瞬ごくりと飲んだ
  アタシの顔色が悪くなる
  
  まさか、コーチから中止の電話?
  そんなぁ〜〜〜
  
  アタシは勢いよく電話に出た
 「ハイッもしもし、岡田です____」
  電話から聞こえた声は
 「もしもし?ふーちゃん?」
  と、声がした
  汗がタラリと流れた
 「こっ、こんばんわコーチ____」
  電話の声の正体はコーチだった
 「ふーちゃん、今日のナイターは______」
  アタシは聞きたくなかった
  だって、
  どうせ___
 「中止です_____」
  ほらね、やっぱり____
  この答え
 「はい、分かりました____」
  アタシがさびしく返事をすると
 「どうしたんふーちゃん?元気ないね?
  いつもは、うるさいくらい声だしとるのに__」
  たまに、関西弁になるコーチ
  関西出身だからかな?
 「なんでもないです__」
  アタシがそう返事をすると
 「あぁー、明日バレンタインだから?
  ふーちゃんは裕介にあげるん?」
  アタシはドキっとした
 「ななななっなんで知ってるんですか?!」
  アタシがすっとんきょんな声を出すと
 「アハハハハッ♪そんなん誰でもしってるよ〜
  知らないのは本人の裕介だけやで〜
  ふーちゃん、がんばれや〜
  じゃぁ、来週会おうなー
  ちなみに、土曜日にやってるホッケー教室は
  明日はないからッ!!
  じゃあ、さよなら〜」
  コーチがそういって電話を切った
 
  最悪だった____
  牧、もう気づいてたりして____
  _____

  1週間後のナイターも強風で中止だった
  次の日には、土曜ナイターという2ヶ月に1回ある
  ナイターがある
  その時に、チョコをあげようと計画していた

  PM6時30分
  アタシはラッピングをした袋を持って
  総合グラウンドに行った
  この時は、はやくチョコを渡したがっていた
  チョコが、
  1週間前に作った状態だということを
  覚えていないから_____

  PM8時30分
  ナイターが終わってチョコを皆に配ろうとした時
  6年の男子がいっせいに
 「さよならー」
  と言って帰って行く
 「なんでよッ!!もらってくれてもイーヂャァン
  ケーーチーー」
  と、叫んだ
  コーチも志穂も唯奈もフォローしてくれて
 「男子くえよー!!ふーチャン
  せっかく作ってくれたのに、
  可愛そうじゃんかぁ〜〜〜」
  と、志穂が言う
 「自分達がふーちゃんの立場でこんなことされて
  平気なワケ?」
  と、唯奈が言う
 「男子ー、もらえよー
  ”大会がんばって&がんばろー”
  っていう気持ちでふーちゃん
  作ってくれたんだから」
  と、コーチが言う
  仕方なく男子達は
 「ハーイ‥‥‥」
  といってもらう
  
  アタシはみんなに同じものをあげたワケではない
  8人だけ、マフィンで
  残りの11人はチョコ&クッキー
  マフィンを入れた袋の柄は全部水玉
  チョコ&クッキーはストライプ
  牧には水玉の袋を渡した
  マフィンの方が自身あったからね____
  男子が袋を開けてお菓子を食べ始める

  〜結果〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  牧   マフィン
  拓   マフィン
  力也  マフィン
  鈴木クン マフィン
  星哉  チョコ&クッキー
  琢磨  チョコ&クッキー

  の、お菓子を食べていた
  だけど、次の瞬間
 「「風花ー!!オマエ、こん中、何入れたぁ?」」
  拓と牧がアタシに向かって叫ぶ
 「ええッ!? 何って、
  小麦粉、牛乳、卵____」
  アタシが材料を言っていくと
 「「違う____あのさ、こん中
  ”ワゴム”いれた?」」
  と、牧と拓が言う
 「わっ、ワゴムー?! 入れてないよッ」
  アタシがビックリすると
 「食ってみろよコレ_____」
  そういわれて、さし出せれたマフィンを食べた
 「!?????!!!☆♪○□※」
  確かに、ワゴムの味が少しした____
 「最初の味はいいんだけど、後味が悪い__」
  と、牧が言う
 「そうそう、後味が悪いッ!!」
  と、拓がうんうんと、首を縦に振る
 「なんでだ?」
  と、牧が不思議そうにすると
 「ああああッ!!!」
  と、アタシが思い出した
 「これ、1週間前に作ったからだ____
  卵入れたから、卵が腐って
  こんな味になったんだ____」
  と、アタシは言う
 「マジかよッ!!」
  と、拓
 「やっぱりなぁ〜、オレンジのチョコ
  ”入ってそう”って男子で言ってたもんな」
  と、牧がしみじみ言う

  なんで!?
  なんで、
  チョコあげること知ってるの______?

  アタシは自分の記憶を思い出していた

  ____

  アタシの記憶によると
  2月11日水曜日
  この日に心当たりがあった

  2月11日 水曜日
  35分のセットを3回くらいやった後に
  みんなでミーティングをした後の事_____
 「もうすぐバレンタインですね〜」
  と、コーチが同士話している
  次に何かやるために、
  コーチが話し終わるのを待ちながら
  男子女子で見ていた
  ただし、牧と由紀ちゃんは
  キャプテンで仕事がありこの場には、いない
 「オレンジってさぁ、マッキーにチョコあげんの?
  あと、3日だけどさぁ〜」
  と、力也に言われた
 「なになにぃ〜?!オレンジ、
  マッキーにあげんのぉ?!」
  鈴木君がニヤケながら言った
 「ヒューヒューッ☆」
  と、冷やかす拓
 「ついでに、告っちゃえよッ」 
  と、星哉が笑う
 
  ちょっと待ってよッ!!
  告れッ!!
  って、何でぇ?!

 「なっ!!何で知ってんのぉ?!」
  アタシが聞くと
 「なんでって、見ればわかるよ____
  いつも、ギャーギャー言ってケンカしてて
  仲いいんだもんッ☆」
  と、舌をベッと出して鈴木君がそう言った
 「やっぱり、みんな知ってたんだぁ___」
  アタシがガックリと地面に足をつく
 「で、結局あげるんだろぉ?」
  力也がそう言った
 「う〜〜〜〜ん‥‥‥」
  アタシはサプライズがバレないように
  微妙な返事をした
 「ただいま、牧 裕介戻りましたぁ♪」
  牧と由紀ちゃんが戻ってきた
 「マッキーッ♪」
  力也がそう叫びながら牧のほうへ向かう
  そして、力也はアタシの方を見て
  ニヤリと笑う
 「マッキー、オレンジがマッキーにチョコ  
  あげるんだってさッ☆」
  力也が笑いをこらえながら言う
 「ハァッ?! キモッ__」
  牧がそう言った
 「ウチゎ、あげるなんて一言も言ってないもんッ」
  アタシはそう言ってこの場から立ち去った

  _______


  確かこんなコトあったなぁ〜

  と、思い出したアタシ
  でも、告れって言われて告れるワケ
  ないじゃんッ!!
  
  アタシは1つの決心をした