コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: *.・.め ぃ ろ 〜キミの笑顔とアタシの色〜(実話).・* ( No.5 )
- 日時: 2010/01/05 15:39
- 名前: ☆風花☆ (ID: RjGXEztJ)
第5話 〜伝言〜
「今からナイターを始めますッ!!
お願いしまぁ〜すッ!!」
コーチがあいさつをして
ナイターが始まった
「今から、鬼ごっこをします!!
2チームに分かれてやってくださいッ!!」
コーチがそう言い終わった後
2チームに分かれた
アタシは、唯奈と志穂と力也と同じだった
アタシ達チームの番号は”1”
最初は”1”が逃げることになった
ちなみに、”2”のメンバーは
鈴木君と牧と拓と5年生が1人いた
ピーーーッ!!
コーチがホイッスルをふいた
ホイッスルの合図でみんな
グラウンドの半分を走り出す
アタシが逃げていると
牧と鈴木君と拓がアタシを追いかけてきた
アタシは必死に走った
ゴールの後ろにひっそりと隠れると
3人はゴールへ向かって走ってくる
やばいッ!!
アタシはゴール裏からまた走り出した
3人はまだアタシを追いかけてくる
アタシは
ヘンッ!!
捕まるかっつーのぉッ!!
なんて浮かれていたら
3人は頭を使ってはさみうちをしてきた
アタシの考えが甘かった____
トホホォ
アタシはそれをよけても
再び同じことを繰り返す
ピーーーッ!!
ホイッスルがなった
鬼ごっこが終わったのである
アタシはムカムカとしていた
だって、同じチームの力也が
3人がアタシを追いかけるのを見て
アタシ達を裏切り、3人に協力したからである
しかも、力也のせいで
負けたアタシ達チームにはペナルティで
グラウンド1周を
猛ダッシュで走らなければいけない
とても最悪だった
鬼ごっこが終わったあと
牧がアタシのところへやってきた
「オレンジ、また神にいいやがってぇ〜ッ!!
ウザイんだけどぉッ!!
神が可愛そぉなんだけどッ!!」
牧がいつもの伝言にグチグチ言う
「アンタがウザイから言ってんでしょぉッ?!
オレンジとか、やめてくんない?
オレンジとか好きぢゃないしッ!!
嫌いだしぃッ!! 」
あーぁ‥‥‥
ウソ、いっちゃったぁ〜
オレンジなんて嫌いぢゃないよ
逆に好きだよ‥‥
アタシって、いつも好きな人には素直になれない
前、付合った人のトキそうだった
好きな人に素直になれない
好きな人に、素直‥‥__
好きな人‥‥‥
はぁッ!?
ちょっと待ってッ!!
好きな人に素直になれないッ!?
それってつまり_________
牧に素直になれない=牧が好きな人(?)
はぁッ!?
アタシ、牧が好きなのぉッ?!
アタシは突然の出来事に
尻餅までついてしまったのである_______
__________
まさかぁッ!‥‥‥
アタシ、牧のコト好きなのぉッ?!
アタシは青ざめていた
突然気づいた気持ち__
でも、本当に牧のコト好きなの?
アタシはじっと牧を見つめていた
アタシが見つめている牧は
力也や鈴木君などと一緒にケラケラと
楽しそうに笑っている
そんな牧を見ているだけで
心がキュンとなった
カワイイだけッ、カワイイだけッ!!!
牧はカワイイから
ついつい笑顔がかわいくて
きっと心がキュンとなったんだよッ!!
自分にそう言い聞かせた
つもりだった_____
「ねぇ志穂ぉ〜ッ!!
”好き” ってどぉーゆうコト?
っつーか、”この人は好きな人!!”
って見分けるにはどぉしたらいいッ?!」
アタシは志穂にたずねて見た
「ふーちゃん急にどぉーしたのッ!!
なにぃ?! 心の変化ぁッ?!
”好き” かぁ‥‥‥
いきなり言われるとよくわかんないケド
アル人を見てると
”心がキュンキュンしたり”
”心臓の鼓動が速くなったり”
する事ぢゃない? 」
志穂がそういった
心がキュンキュン‥‥‥
心臓の鼓動が速く‥‥
って‥‥‥
やっぱり好きってコトぉッ!?
いや‥‥‥
ちがうよッ!!
ちがうよねぇッ!?
こんなことありえないってばぁ‥‥
もう2度と
誰かを好きになって
傷つきたくないのに‥‥
アタシはそう考えながら
牧のいるほうの
遠くの空を見つめた
一応空を見たつもりだったけど
すぐに牧を見てしまう
牧を見ては顔が赤くなってしまう
これを、やっぱり好きって言うなら__
でも、もう傷つきたくない
アタシが牧を見つめていたことは
アタシしか知らないはずだった
周りに人がいなかったから
それでも、牧の横で
牧を見つめているアタシを見た人がいたんだ
それは_________
いつも問題を起こす
力也だった___________
__________
牧が好きなのかどうか気持ちに戸惑ってから
1週間がたった
毎週金曜日にいつもナイターがあった
アタシはなぜか
ナイターを楽しみにしていた
その理由はきっと
”牧に会えるから”
なんて考えてしまった
バカだな自分______
キーンコーンカーンコーン________
下校チャイムが鳴った
みんなぞろぞろと帰っていく
アタシは唯奈と一緒に歩いて家に向かった
その帰り道で唯奈から衝撃的な事実を
アタシは聞くのであった_____
アタシが唯奈とテレビの話をしていた時だった
唯奈が急にピタリととまった
「?‥‥どぉしたの?」
アタシは唯奈に尋ねた
「ねぇ、ふーちゃんさぁ
牧のコト好きだらぁ?
アタシの好きな人、知りたい?」
唯奈が言った
「うん______」
アタシがそう答えると
「アタシねぇ‥‥‥
力也がすきなの____」
唯奈が少し照れながら言った
「‥‥‥そっかぁ
がんばれ唯奈!!」
アタシは唯奈にそういった
「ふーちゃんもねッ!!
牧といい感じじゃんッ!!」
唯奈がアタシに続けて言った
でも、アタシはこれで気づいたんだ_____
牧が好きだってコト
だからアタシは
心にちょっとした鍵をつけた
もう2度と傷つかないために
力也はアタシが心に鍵をつけることを
分かっていたかもしれない
だから、
力也は______________
プロフィールに
ああ 書いてあったんだ____
___________
力也のプロフィールのフリースペース
そこには、アタシ宛の言葉が書いてあった
”お前、マッキーのこと好きなんだろ?
無理かもしんないけど
がんばるだけ、がんばってみればぁ?
マッキーのこないだの話はどうせ過去形だし
オレンジが努力するかしないかで
もしかしたら、
マッキーの気持ちも変わるんじゃないの?
そこんとこ、オレには関係ないけどぉ〜
まぁ、がんばればぁ?
でも、お前
2度と傷つかないために
とか思って心に鍵とかつけんなよ?
お前、マイナス思考って聞いたからさ
がんばれば努力は報われるんだぜ?
やるだけやればぁ?
これ、オレからの伝ー言ーッ!! ”
と、書かれていた
おもいっきし当たっている‥‥
つーか、なんでアタシがマイナス思考のコト
しってんのぉ?
アタシ、力也に教えた覚えないし‥‥
一体誰が言ったんだぁ?
アタシはうんうんとうなって考えていた
力也が書いた伝言
アタシはこの言葉を信じて
実行してしまったのである____
彼が今、
誰を思っているのかも知らずに___
___________
「‥‥‥‥って牧にいっといてぇ♪」
アタシは、神に向かってそういった
牧との伝言はまだ続いている
といっても、アタシはやめたくなかった
牧とは違う小学校なので
1週間に1,2回しか会えない
だから、伝言を使って
一言でも多く、しゃべっていたかったから__
神には迷惑かけてる
って分かってるけど
やめられなかった____
やっぱりこれが、
”好きだからやめられない”
という気持ちになるのだろうか‥‥___
アタシはボケーッと考えていると
「すきありぃーーッッ!!!」
と、後ろから突然声がした
振り向くと顔面に何かがぶつかった
「いってぇなぁッ!!!」
アタシがそういうと
「よっしゃぁ〜ッ↑↑
当ったゼッ☆
イッエーィッ☆」
と、声がした
拓である
拓がアタシに向かって筆箱を投げたらしい
辺りには拓の鉛筆や消しゴムが転がっている
なんのために、こんなことまで‥‥____
バカでしょッ‥‥
アタシが横目でチラッと拓を見た
拓は散らばっている鉛筆や消しゴムを拾いながら
アタシのほうを見て
「なにぃ?‥」
と、言った
「別にッ‥‥‥
っていうかさぁ〜‥‥
拓、力也になんか言ったでしょぉッ!!
力也がなんか知ってるんですケドぉ〜‥‥」
アタシがそういうと拓は
「さぁ〜ッ??
オレそんな事しらねぇしッ!!!
なぁ〜に、被害妄想しちゃってるケイ?」
拓がニヤニヤ笑いながら言う
「ならいいケド‥‥‥
っつーか、被害妄想してないしッ!!」
アタシが拓にそういうと、
拓がヒョイッと立ち上がった
そして、鉛筆や消しゴムを筆箱に入れながら
「そういえばさぁ〜‥‥‥」
と、言う
「なにッ?」
アタシが即答で返すと
「お前さぁ
マッキーと伝言交換してるんだってぇ?
神を通してさッ!!
神が可愛そぉーーッ!!」
拓がそう言った
アタシはちょっとびっくりした
拓が牧と同じことを言ったから____
アタシは、言葉が詰まった
「なにぃ〜?図星ッ?!
神にもマッキーにも迷惑なんだから
やめちまえよぉッ!!」
拓がそう言った
拓があまりにもうるさいので
アタシは手を耳に当てて
「あ〜〜〜ぁッ!!
聞・こ・え・ま・せ・んッ!!
ああああああぁ〜」
と言ってその場から立ち去った
でも、やっぱり自分の勝手な都合で
伝言交換するのは
よくないのかなぁ?
って思った______
