コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: *.・.め ぃ ろ 〜キミの笑顔とアタシの色〜(実話).・* ( No.6 )
- 日時: 2010/01/05 15:40
- 名前: ☆風花☆ (ID: RjGXEztJ)
第6話〜祭りと水鉄砲〜
「あづ〜いッ!!」
アタシは服をつかんでパタパタと扇いでいた
30度以上ある中で
直射日光の当たる総合グラウンドの中心で
スポーツをやると、さすがに厳しい
帽子をかぶっていないアタシは
頭がズキズキして痛かった
「ギャハハハハハハッ♪」
楽しそうに笑う声
牧である
牧は、帽子をかぶっているので
頭なんて痛くないだろうなぁ〜
だから、あんなに元気なんだなぁ〜
って思った
牧以外の6年生はみんな疲れて
木陰でぐったりしている
牧だけ元気だった
しかも、おいしそうにアイスを買って食べている
いやみかよぉッッ!! (怒!)
こんなクソ暑い中怒ったら
顔真っ赤になって死んでまうよぉッ!
と、アタシは怒りをこらえながら思った
すると、後ろから疲れきった声で
「唯奈、風花〜ッ!!
来週の祭りお前行くらぁ?」
と、声がした
拓である
拓とアタシと唯奈は
唯一同じ小学校で、同じ地区である
拓が言った祭りとは地区の納涼祭である
地区の公園でお祭りは行われる
「あぁ〜ッ!!19日の祭りだらぁ?
いく、いくッ!!
もちろん行くよぉッ!!」
と、アタシは拓に向かっていった
アタシは一瞬牧のほうを見て
いいコトを思いついた
「ねぇ‥‥‥‥
まさかさぁ‥‥
牧とか来たりしないよねぇ?
やめてよねッ!!
誘ったりしないでねッ!!」
と、アタシは拓に言った
拓はニヤリと笑って
「マッキーィッ!!
19日の土曜日の午後4時ごろからヒマ?」
と、拓は牧に向かって言う
「あぁ、ヒマだけど‥‥」
と、牧も言う
「じゃぁさぁ、オレっち地区の祭り来ねぇ?
楽しいよ!!」
と、拓は言う
「行く、行くぅ〜〜ッ!!
杉ちゃん、ありがとぉッ♪!!」
と、牧は言う
「っつーコトで風花〜ッ!!
マッキー、祭り来るカラッ☆」
と、拓はチョー笑顔で言う
アタシは喜んだ
思ったとおりである
拓にああ言えば、
拓は牧を誘うだろうって思ったから
アタシは心の中ですっごく喜んだ__
____________
アタシは19日の祭りが楽しみだった
”アタシの大好きなチョコバナナが
100円で売っているカラ”
と、いう理由もあったけど
やっぱり、牧が来るからである
アタシが学校でニヤニヤしていると
「何お前ニヤニヤしてんのぉッ?
キモッ!!」
拓が嫌そうな顔をしてアタシを見る
「べっつにぃ〜ッ♪
早くお祭り来ないかなぁ〜ッ!!
フフフフフ〜ン、フン〜♪」
アタシは鼻歌まで歌っていた
「鼻歌歌ってるとかマジキモス〜ッ
ありえんティーなんだけどぉッ!!
っつーか、お前が喜んでる理由
チョコバナナが売ってるからだとかだろぉッ?」
と、拓が言った
アタシがチョコ好きなのは
学年のほとんどの人が知っている
授業中にチョコの話題が出てくると
みんないっせいにアタシのほうを向く
みんなに注目されるその瞬間が
アタシは嫌いだった
「どんな理由でもいいでしょッ!!
あと、3日、あと3日ッ!!!」
アタシがそういうと
「くっだらねぇなぁー」
と、拓が言う
「アンタの理由のほうが
くだらないと思うんだけどッ!!」
アタシが言うと
「その理由、お前にわかんのぉッ?!」
拓がそういうと、
「分かるよッ!!」
と、アタシは自信満々に言った
「じゃぁ、言ってみぃ?」
拓がそういうと
「水鉄砲が売ってるからでしょ?
で、水鉄砲買うために早く行くんでしょ?」
と、アタシが言った
「っ‥‥クッソォ〜ッ↓↓やられたぁ‥‥」
拓は、テンションが下がりながらそう言った
やっぱり、水鉄砲かぁ〜
と、アタシは思った
なぜ、水鉄砲?
どーゆうコト?
と、思う人が多いと思うので説明します!!
アタシ達地区のお祭りには
水鉄砲を売ってるお店が1つだけあるんだぁッ!
で、その水鉄砲を買って男子達は遊ぶんだけどね
数に限定があって
店に並べてあるものがなくなると
在庫もなくて買えなかった人は買えない
それで、買えなかった人は
水鉄砲の遊びに入れないんだけど
(まぁ当然、水鉄砲持ってないからね)
毎年水鉄砲で遊ぶのが、男子達の恒例で
水鉄砲の大会とかあるから
仲間はずれにされないように
拓は早く行って、水鉄砲買うらしいんだけどぉ‥
理解できたかなぁ?
アタシ説明へただから
わかんない人は、言ってねッ!!
「オレ絶対、今年はWVKキングになるしッ!!」
と、拓が言った
バッカじゃないのぉッ?!
ムリムリ〜ッ!!」
と、アタシは言った
「絶対、今年はいけるからぁ〜ッ」
と、拓はウキウキしながら言った
アタシは、ウキウキしている拓を
じっと見つめていた______
________
「今年のWVK誰かなぁ?」
「去年優勝した坂田じゃない?」
「えぇ〜ッ!!スポーツ万能の拓でしょッ!!」
「‥‥‥えーー、悠輝だってッ!!」
アタシのクラスの中で
アタシ達と同じ地区の人たちが
今年のWVKの話をしていた
ちなみに、WVKとゎ
W ウォーター
V ヴァズーカ
K キング
っていう意味で
日本語に言い換える(?)と
”水鉄砲の王様”
ってわけになる
拓が前言ってた
「オレ絶対、水鉄砲キングになるしッ!!」
っていうのがそういうことになる
まぁ、ヴァズーカって大砲ってコトだけど
細かいことは気にしない男子達だから
まっいいかっ☆
ガラッ___
「ちい〜っすぅッ!!」
と、誰かが教室に入ってきた
アタシは誰か1発で分かった
「おぉッ!!杉ッ!!」
「オタクじゃ〜ン☆」
拓である
拓はみんなからいろいろなアダナで言われている
”杉ちゃん”
”オタク”
”杉”
”杉山っち”
”タッキー”
”拓”
もっとある
だから拓は
”アダナの王様”
とも言われている
男子達は
拓にまた、キングの座を奪われないように
努力している人もいたりしていた
たかが、”アダナの王様”でも
男子達にとって”キング”
という名をとられて悔しいらしい
_________
金曜日____
「ふーちゃん、唯奈ちゃぁ〜んッ!!!」
志穂が遠くから叫んだ
「「志穂〜ッ!!」」
アタシと唯奈が志穂に向かって叫ぶ
アタシたち3人は
遠くからだんだん近寄って合流した
アタシ達がキャーキャー騒いでいると、
「ふーちゃん、唯奈ちゃん、志穂〜ッ!!
久しぶりぃッ♪」
遠くから声がする
げっ‥‥アイツだぁ‥‥↓↓
唯奈も志穂も嫌そうな顔をしている
アタシと同じコトを思ってるんだろう
アタシたち3人を呼んだのは‥‥
”大川 由紀 ”
である
彼女は最近、家の事情でナイターを休んでいた
彼女が休んでいる間はアタシ達3人は幸せだった
でも、彼女が今日来て最悪な雰囲気になった
この様子を見て、もう分かるだろう
彼女、 ”大川 由紀 ” は
嫌われ者である
誰も彼女のコトを好まない
アタシたち3人も
牧や拓、鈴木君や力也もみんな彼女のコトが嫌い
「げぇッ‥‥ブスが来たぁ‥‥」
志穂がボソッと言った
”大川 由紀”
通称; 由紀ちゃん
彼女のコトを裏では ”ブス”
といっている
このアダナは志穂がつけたアダナである
由紀ちゃんは小太りで顔もかわいくない
だから、”ブス” となった
アタシたち3人がテンション落ち込んでいると
拓がやって来た
「風花〜ッ!!
明日祭りだよなぁッ♪
楽しみだなッ!!
オレ、WVKとるカラ☆」
けッ‥‥‥KYッ!!
「KY黙れぇッ!!」
アタシは怒りながら拓に言った
「ハァ?!なんでぇ?!」
拓は何がなんだか分かっていない
「最低ッ!______」
パシンッ_____
ビンタの音が夜の総合グラウンド内に響いた__
__________
「いったぁ〜‥‥」
拓がほっぺたを押さえながらアタシに言った
「しょーがないぢゃんッ!!
アンタがKYなのが悪いッ!!」
と、アタシは言った
「オレKYでも、別に何でもないじゃんッ!!」
と、拓が言った
「‥‥‥アンタも知ってるでしょ?
由紀ちゃんのコト、みんな嫌いだってコト‥‥
言わないでねッ!!
アンタ達も、由紀ちゃん嫌いなんでしょ?」
と、アタシが拓に聞くと
「まぁなぁ〜‥‥ブスだし、デブだし
ありえねぇ〜ッ!!ってカンジだしぃ〜
てかお前、何してんの?」
と、拓が言った
アタシは持ってたスプレーをシャカシャカふって
スプレーの先を拓に向けた
「ヤダァ〜ッ!!
オレ、スプレー嫌い〜ッ!!
やめてぇーーーーーッ!!
嫌だぁ〜〜ッ」
拓が大声で叫んだ
アタシは拓の言葉を無視して
拓のほっぺたにスプレーをした
「ギャァ〜〜〜ッ‥‥___」
アタシと拓は救護室からグラウンドへ向かった
拓のほっぺたには
バンソウコウみたいなものがはってある
「杉ちゃん、大丈夫?」
牧が拓の元へ駆け寄った
「おう、平気平気ッ!!」
拓が牧に笑顔を見せた
さっきまで、叫んでたクセに__
と、アタシは思った
「それより、明日の祭りさぁ〜3時半には
児童公園にはいる状態のほうがいいからさぁ
俺の家の前に25分に来てくれる?
念を持って25分だから‥‥‥」
と、拓は牧に言った
拓の家と児童公園はすごく近い
走っていっても40秒で着くくらいの距離である
アタシと唯奈の家から公園は遠い
15分はかかる
アタシは家が近いコトを
うらまやしそうに拓を見た_____
__________
「ホッケー教室を終わりますッ!!
ありがとうございました」
「「ありがとうございました」」
今日は19日の土曜日
お祭りの日である
牧と拓はコソコソと
「マッキー今日、25分だからなぁッ!!」
「おうッ!!」
「水鉄砲買ったら、風花たちに水かけようゼッ☆」
「かける、かけるぅ〜♪」
「コーラとか泥水入れてかけよーゼッ」
「いいねぇッ!!杉ちゃんナイスッ」
と、楽しそうに話していた
アタシは唯奈と他の友達2人と今日のコトについて
約束をした
「浴衣で行こうねッ!!」
「うんッ!!じゃぁ、4時に児童公園でねッ!」
そういって、私達4人は家に帰っていった
4時__
「チョコバナナだぁッ♪
カキ氷、ゼリー、ジュース、イカメシ、
焼きとうもろこし、うっひょぉ〜ッ♪」
アタシは興奮した
「もぉ、ふーちゃん食い意地張りすぎぃーッ!」
「「アハハハハッ♪」」
みんなで笑っていると
アタシの浴衣に一滴の水がついた
これって_____
水鉄砲の___
アタシが水のあとを見ていると、どこからか
「すみませぇーーんッ!!」
と、少し高めの男の子の声がした
アタシが後ろを振り返ると
声の主は
「ゲッ‥‥‥‥‥」
と、嫌そうな顔をした
「あっ_____‥‥‥」
アタシが思わずそういった
「あッ!! 牧じゃんッ」
唯奈がそういった
「唯奈、ちぃーっすッ!!」
牧がそういった
「‥‥‥‥コイツに謝って損したぁ↓↓
最悪‥‥‥」
牧がじろりとアタシをにらむ
「マッキーッ!!店まわろうゼッ☆
ゼリー3本で50円だし
チョコバナナ1本100円だし
チョコバナナ早くしないと売り切れるしッ!!」
拓がそういった
「えっ!?
チョコバナナ売れちゃうの?
まったぁッ!!
アタシも行くッ!!
拓より速く行くもんネーッ☆」
アタシはそういって
アッカンベーをしながら走った
「コラッ!!
待てぇーーッ!!
マッキー、行くぞぉ!!
オレもチョコバナナ好物だからぁー」
拓と牧もそういって駆け出した
アタシは拓に抜かれそうで必死に走った
ほぼ互角の速さ
拓は短距離は早い
50m走は7.8秒という記録を持つ
アタシは8秒という記録で
拓よりちょっと遅いけど
今日はなぜかほぼ互角だった
浴衣なのに__
後ろから必死に
「待ってぇーー」
と、牧がいう
拓はピタリと立ち止まって後ろを振り返った
アタシも後ろを振り返った
牧は息を切らして
ハーハーと息を吸っている
「マッキー、大丈夫?」
拓が牧に声をかける
「だっ‥‥‥大丈夫ッ‥‥」
牧は苦しそうにいった
アタシは前を見て
「早くッ!!トイレも行きたいのぉ!!」
と、足をジタバタさせながらぃった
「先、行ってて‥‥」
牧がそういった
「おう‥‥‥」
拓が不安そうに言った
アタシはチラチラ後ろを見ると
牧はふらふらの状態だった
よっぽど疲れたのだろう
アタシが次に後ろを振り返ったとき
牧はアタシと同じクラスの男子、
”遠山 雄大 ”とぶつかった
彼、雄大は学校で一番怖い不良男子
誰もが彼を恐れている
牧は
「すみませんッ‥‥‥」
と、年上と勘違いしたように言った
次の瞬間
嫌な音が
アタシの耳に
響いたのだった________
_________
ドカァッ
その音があたしの耳に響いた
アタシは目を疑った
雄大のこぶしは、牧の頬を直撃した
「小僧、ちゃんと前見て歩けよッ」
雄大がそういった
「すみませんでしたッ‥‥」
牧は体が震えていた
しかも、手に持っていたかき氷を落とした
「‥‥‥小僧、すまねぇな‥‥
俺のせいでカキ氷落としちまったな
みんな、オレをビビって謝りもしねぇ
ただ1人、オレに構ってくれる
ヤツがいるだけ‥‥
お前いいヤツだな
オレは
”遠山 雄大”
っつても、知らねぇかぁ
あばよぉ」
そういって雄大は去っていった
雄大は不良だけど根はイイヤツだ
「いててててぇッ‥‥」
牧は殴られた頬を押さえた
牧の頬から血が出ていた
「マッキー?!
大丈夫かよぉ‥‥」
拓がそういった
「牧、大丈夫?
はい、バンソウコウ‥‥」
アタシは牧にバンソウコウを渡した
牧はバンソウコウを頬に貼った
拓も、前こんなことあったっけ‥‥
アタシはふと、そんなコトを考えていた
「最悪ッ‥‥カキ氷落とした‥‥
まだ、水鉄砲買ってないのに‥‥
あっ!!
杉ちゃん、水鉄砲買おうよッ!!」
牧がそういうと、拓は
「あぁ、でも、水鉄砲屋とあそこの店隣だから
いいかぁ♪
風花、後で金払うからチョコバナナ
買っといてぇ〜
オレと、マッキーの分♪」
拓がそういった
アタシはチョコバナナを3本頼んだ
店のおじさんは
「あいよッ!」
と言って、3本渡してくれた
「おぉっと、ぉ嬢ちゃんちょっと待ちなぁ」
おじさんは、穴に刺さった棒を1本取り出して
「おまけだよ、3本も買ってくれたことと
ぉ嬢ちゃん浴衣、似合ってるからね
彼氏とうまくなぁ〜」
おじちゃんはそういった
アタシはちょっと照れてしまった
待てよ‥‥‥今、彼氏って言ったよね
彼氏‥‥
かれし‥‥
カレシ
彼氏ってどっちとぉ?!
「おじさん、彼氏って‥‥」
「あぁ、ぉ嬢ちゃんと来た男の子だよ」
「2人と来たんですけど、どっちですか?」
「あぁ、背の小さい子だよ
頬にバンソウコウを貼ってた子」
牧と‥‥
「おじさん、変なこと聞いてごめんなさい!!
また、食べ終わったら来るかもしれません」
「あいよ、また来な
今日中ならいつでもいるからなぁ」
おじさんと、そう話した後
アタシは牧と拓と合流した
そして、お金を払ってもらった
アタシは牧のほうを
じっと見つめていた
そしたら牧と目が合った
アタシは顔を真っ赤にして
牧から顔をそらした______
_________
「キャーキャーァッ!!」
辺りに、楽しそうな声が響きわたった
「マッキーッ!!
WVK大会始まるよッ!!
行こうぜッ!!」
拓がそういった
「行くッ!!
もち、狙うゎ優勝ッ!!」
牧がそういった
「風花は、どうする?
お前、見に来るかぁ? 」
と、拓が言った
「見たいけど、唯奈たちと合流しないと‥‥」
と、アタシがいうと
拓はポケットからケータイを出して
ボタンを押した
「あっ!唯奈?
オレ?拓!!
お前らどこにいる?
‥‥‥‥‥そっか
近いじゃんッ!!
WVK大会やるからこっちの方来てッ!!
毎年やってる、ほこらとか池の近くーッ
風花もいるから!!
よろしく!!」
拓がボタンを押して
ケータイをポケットの中に入れると
「唯奈たちこっち来るって!!
今、真ん中辺りのカキ氷屋にいるってさ!!
じゃ、オレっち会場行くから!!
場所は分かるだろ?
毎年同じの
ほこらと、池のあるところ!!
マッキー行くぞ!!」
拓がそういって
牧と拓は祭り会場の奥へ進んでいった
数分後にアタシは唯奈たちと合流して
大会会場へ向かった
会場には6年生の人たちがぞろぞろ集まっていた
女子は応援席で待機している
男子は水鉄砲にいろいろ細工をしていた
牧と拓が一生懸命水鉄砲に水を入れていた
参加者の中にはあの雄大もいた
ピィ〜
ホイッスルが鳴った
「えぇ〜今年もやってきました
この大会
ルールは簡単!!
水鉄砲の水がなくなったら負け
合計10回水を当てられても負け
制限時間はなし!!
オオワザを使えば当たった人全員倒せます
ただし、使うと水が全部なくなるので注意ッ
では、開始まで
あと、3分__」
司会者がそういった
司会者が言い終わった後、牧がこっちを見た
そして、牧はアタシに向かって
「オレンジーッ!!
この大会で優勝したら
オレの買い物に付合って!!
俺が負けたら
オレンジのアダナ撤回してやるよ!!」
と、叫んだ
そして、牧はアタシに
アタシの大好きな牧の笑顔を見せた
「さぁ、開始10秒前となりました
9,8,7,6,5,4、3、2、1____」
それぞれの思いが動き出した___
_______
みんないっせいに水鉄砲を構え水を出していく
牧や拓は水を避けていた
きっと、水を溜めておいてるんだと思った
男子が水鉄砲を打ち合っている中、
牧と、雄大の目が合った
そして、2人は目が飛び出したかのように
驚いた
そして、2人はいっせいに
「「えぇ〜〜ッ?!さっきのぉッ」」
と、言う
「お前、オレと同じ年だったのかよぉ〜
すまねぇ〜小僧とか言っちまって‥‥」
と、雄大が言う
「いや、別にいいよッ☆
よく、チビッコに間違えられるし‥‥
身長ちっせぇカラ‥‥
それより今は、この大会楽しもうゼッ☆」
と、牧が言った
「あぁ、お前最後まで残れよッ!!
お前と一緒に戦いたい‥‥‥」
雄大はそういって
牧の近くから遠ざかっていった
数分後____
残ったのは4人
牧と拓と雄大と去年の優勝者”坂田”という
メンバーだった
沈黙が続く中
坂田が水鉄砲を発射した
審判は水に当たった数をきちんと数えている
今のところ当たった数は
牧 5回
拓 3回
雄大 5回
坂田 7回
である、
拓が一番有利だった
坂田が発射した水はみんな避けた
坂田はもう1発撃とうとした
しかし、水が出なかった__
「坂田、水が出ないのでアウトッ!!」
審判がそう言った
坂田は悔しそうにして外へ出て行った
残るは3人‥‥__
誰が勝つのか‥‥
牧も雄大もほぼ水の量は一緒だった
2人とも水が残り少ない
拓はまだ半分くらいある
徐々にせめて使うか
決め手の切り札で溜めてオオワザを使うか
これで、運命が決まるのである
1番有利な拓は走り回る
そして2人の後ろへ回り込もうとする
そして、3角形の形ができたとき
2人に向かって水を発射したのは___
牧だった_________
___________
オオワザを発射すれば当たった数は+10として
カウントされる
もちろん当たったら即負けである
牧はオオワザを一か八かで使った
オオワザはすごければ5mの距離まで飛ぶ
牧が放った水鉄砲の水は
雄大と拓に当たっていた
2人の当たった数は+10とカウントされ
今年の大会の優勝者は牧だった
1人だけ違う小学校の牧はみんなから
「おまえ何者?名前ゎッ?‥‥‥」
と、聞かれていた
表彰が終わり、大会が終わったとき
「オレンジィ〜ッ!!」
と、聞こえた
牧がアタシの元へ駆け寄ってきた
「どぉだぁッ!!みたかッオレのすごさッ!!
オレって天才ぢゃない?
始めてこの大会に出たのにさぁ〜
スッゲェだろぉ〜ッ♪」
と、牧は自慢げに言う
”フハハハハ”と、不気味な笑いをしていた牧は
ふと
「そうだ‥‥‥」
と、いう
「俺が負けたらオレンジのアダナ撤回する
っつたけど、勝ったから撤回しねぇカラッ☆
それに、俺勝ったら買い物付合ってっていったし
買い物付合えよなッ!!」
と、牧が言う
「えぇ〜ッ唯奈とかと一緒に周りたいよぉッ」
と、アタシがほっぺたを膨らませて言った
「約束は約束ッ!!
んじゃ、屋台周るぞぉ〜ッ☆」
と、牧はアタシの手を引っ張って言った
「ちょっ‥‥‥ちょっとッ!!!」
アタシは突然の出来事におどろいた
「よく手なんかつなげるよねッ!!!」
混乱してそんな言葉が出てきた
そんなコト言いたくないのに‥‥‥
アタシって素直じゃないなぁ‥‥
「‥‥‥‥」
牧は黙った
「彼女がいたとき、手つないでたから
それで、同級生の女子と手ェつなぐの慣れた」
と、牧は言う
「ッ‥‥‥‥」
その言葉はアタシの胸にひどく突き刺さった
牧、彼女いて付合ってたんだ____
前志穂たちから聞いた人じゃなくて
違う人と____
アタシはその場に呆然と立ちすくんでいた_
