コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 最強次元師!! ( No.3 )
- 日時: 2010/12/08 18:54
- 名前: 瑚雲 ◆6leuycUnLw (ID: TV9sr51/)
- 参照: 紅兎です(>ω<。)
第002次元 神と人の戦いとは
大都会、『センター』にある次元師達の集まる蛇梅隊総本部。ここにレトや他の仲間達が沢山いる。
「ただ今レト・ロク、帰還しました」
廊下を速やかに歩いていた、班長に挨拶した。
「お!!ごくろうだったなぁ。今帰還したのも悪いんだけどさぁ、次の任務行ってくれる?」
「えーー!?」
「まぁまぁ、君たちなら簡単さ。次も猛暑の街にいってもらう。『フィーチャー』という街だ」
「なんじゃそりゃ。班長は俺等を殺すつもりなのか」
レトが班長を少し睨みながら呟いた。
その視線に気がついた班長は冷や汗をかいていた。
「まぁ行こうよ一応任務だし」
「しょうがねぇな・・・・」
「んで、その任務内容は、街に時々現れる元魔を倒してほしい、とのことだ」
「元魔かぁ・・・。わかった」
「元魔ー?それなにぃー?」
そこにひょこんと現れたのは、桃色の髪の毛をした少女、ルイル・ショートスだった。
蛇梅隊で2番目に歳が若い女の子で、我儘は面もあり、いつも楽しそうに笑っている。
そこがなんとも可愛らしいと評判なのだ。
「あぁ、ルイルは知らないのか。元魔というのは神族が生み出している忌まわしき魔物だ。それを倒せるのは次元師だけで、神族は知っての通り、私達の宿敵だ。この世の神だからって人を滅ぼそうと考えてるんだ」
「つまり神と人の戦いかぁー・・・。ありがとう班長」
「まぁ、そうだな」
「んじゃ任務行ってきまぁーす」
ロクとレトは気が進まないまま、また任務にいった。
「神と人か・・・、なんか怖い戦いだな」
「そうだね、あたし達は人として頑張らなきゃねっ!!」
レトはロクの方をちらっと向いた。
まるで、哀れ者でも見るかのように。
「そう・・・だな・・・・」
「レトー、そういえばこの首についてるチョーカーって取っちゃいけないんだよね?」
「あぁ、絶対とるなよ?約束だから」
「うん・・・。なんで取っちゃいけないのか知らないけどね」
レトとロクは、殆ど無言で任務にいった。
その途中、なにやら人の声がした。
「皆逃げろォォーーッ!!!変な怪物がまたでたぞォォォーーッ!!!」
男の声に気付いたレトとロクは1度足を止めた。
そして、何かを確信したかのように2人は顔を頷かせて、思いっきり走った。