コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 最強次元師!! ( No.13 )
- 日時: 2010/02/16 18:36
- 名前: 瑚雲 ◆6leuycUnLw (ID: hap96gvm)
- 参照: 紅兎です(>ω<。)
第012次元 人族代表
「朝飯ってお前なぁ・・・」
「どうしたの?返しなさいよ!」
「・・・・俺はどうすればいいんだレトヴェール」
「知るかよ。お前の問題だろ」
ロクがずんずんとシャラルに近づく。
その顔は、半分笑顔で半分怒っているように見える。
「・・・・分かった。そこのキールアを返せば俺らを二人きりにさせてくれるんだろ?」
「本当!?あっりがとう〜!」
「「え・・・」」
レトとキールアは呆れ始めた。
まぁロクはこんな性格だからしょうがないのだが。
「それじゃあごゆっくりー!」
「あ、助けに来てくれて有難うね、レト」
「あ、あぁ・・・」
レトはあんまり嬉しそうではないようだ。
「んじゃ俺も帰るかな」
「待った。俺の話は終わってない」
「俺の話は終わったし」
「いやいやいや!待てよちょっと」
「・・・・んで、何だ?また蛇梅隊を貶すつもりか?」
「いや、人族代表についてだ」
「!?」
「お前も知ってるだろう?二年後の戦争の事くらい」
「・・・・あぁ、知ってる」
戦争。
千年に一度だけ、神族と人族が戦う戦争がある。
その戦争に参加するのは神族六名と次元師全員のみ。
そして、その戦争に、『人族代表』、『神族代表』というものがある。
人族代表というのは、次元師の人族の中でたった一人だけ選ばれた存在。
『人族代表決定戦』という企画で、人族代表の他に、『次元師代表』というのも決める。
次元師代表は三名。人族代表が一名で、合計四名の次元師がこの戦争で代表者となる。
「俺はその戦争で人族代表になる」
「俺もだな」
レトもシャラルも、いや、世界中の次元師が代表になりたいと思っている。
全ての事の元凶、神族を倒すために・・・。
神族代表も、いつかは決まる。
二年後、
たったあと二年で、世界大規模の大戦争が始まるのだ。