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第４話
—声—

♪〜♪〜♪〜

「Ｈｅｌｌｏ？」
私はイキナリなった電話に出た。
寝起きだから声が可笑しい。
電話の音で目が覚めたが外を眺めながら寝てしまっていつの間にか夜だった。

「あぁ・・・実咲？」
その声は優平だった。
「優平？」
「寝起き？ごめんね。」
優平はいつも通りの優しい声だった。

「大丈夫。昼間に外見てたら寝ちゃって・・・。」
「実咲らしいな。風邪、ひくんじゃねぇよ。」
優平は軽く笑ったようで声が少し高かった。

「笑ったでしょ〜。」
私は優平としばらく話していた。
優平は私がイタリアに飛んでから、告白されまくりだという。
少し妬いちゃうよ・・・。
「私の先生ね、男だったの。若いみたい。」
私がそう言うと少しむっとした声で
「そう・・・。」
と優平が言った。

話をしていると眠くなってしまって、
「眠い・・・。」
と言ってしまった。
「ごめんな。眠いよねな。お休み。」
「えっ・・・あぁおやすみなさい。」
私はビックリしてしまったが電話を切ったらすぐに眠くなってしまい寝た。


明日が楽しみだな・・・・