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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 彼と私と弟 ( No.7 )
- 日時: 2010/03/08 19:28
- 名前: 実姫 (ID: MQ1NqBYl)
第1話
—大樹—
「じゃあまた夜に会おうねぇ」
「あぁ。夜にな。」
私と優平はそう言って家に帰る。
今日は木曜日、合唱団の練習日の日だ。
夜に学校では見れない優平の顔が見れる日あるのだ。
・・・・
「ほら、行くよ。」
私はお母さんの運転する車に乗せられてホールへと向かった。
「あ!!実咲だぁ。」
ついていきなり話しかけてきたのは大樹だった。
「おぅ。大樹かぁ。兄ちゃんは?」
私は挨拶してから優平の事を大樹に尋ねた。
「お兄ちゃんならもうステージ入りしてるよ。」
「そうかぁ。じゃあ私も行かないと・・・「えぇ!!!」
私が話しているときに大樹はイキナリ叫んだ。
「どうしたの?」
私がびっくりして尋ねると、
「優平お兄ちゃんのとこ行っちゃ嫌だぁ。」
と言って大樹は私の服をつかんだ。
(かわいいなぁ)
私は大樹の頭をなでながらそう思った。
「実咲?来てんの?」
奥で優平がそう叫んだ。
早く行かないと・・・優平が待ってるもんね。
私はそう思い大樹の腕をつかんでステージへ向かった。
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