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Re:  ・Cherry・ —恋する理由— ( No.487 )
日時: 2010/04/17 14:48
名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: NOphWmYz)
参照: http://happy.ap.teacup.com/baira612/

第33話



進級してから、1週間。
絵磨と萌は、毎日のように
教室に顔をみせてくれた。

「香織〜っ!!」
「絵磨〜萌〜」

私は、泣きすがるように
2人のもとへと走った。



「……4組どう?」
「まあまあかなーっ」



まあまあ……。
うん、まあ楽しいっちゃあ
楽しいけど……。
優志と離れちゃった。




それに!!
それに!!



「転校生の井上くんどぇぇす」


教室の隅には、数名の男子が
井上君のギャグをみて
大笑いしていた。
……ちなみにこれ
1年の学級会でも
やってたなあ。


「……っ……」



なんでまた同じクラスなんだ!
違うクラスになったら
きっぱり諦めれるのに
なんで同じクラス!?


「うはは、なんかもう、うははだね」
「……え?」

絵磨は、目を点にさせた。


「……井上君が忘れられないじゃん」



私は小さく、消えそうな声で呟いた。
けど、すぐ隣にいた萌には聞こえたようだった。



「まだきになってるの?」
「え、うん」



どうしよう、この想いどうしよう!!




私はそうおもいながら
部活へといった。
……そういえば、今日から
1年生が仮入部にくるんだっけな。