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Re:  ・Cherry・ —恋する理由— ( No.577 )
日時: 2010/04/21 22:05
名前: 香織 ◆H9YqiiQtJw (ID: NOphWmYz)
参照: http://happy.ap.teacup.com/baira612/

第39話



 「というわけなんですけど……」

 休み時間、私達3人は職員室の
 2年の学年主任の席に座っている
 倉田先生の前に、立っていた。
 先生は頷きながら、私達の顔を見比べる。


 「そうですか……じゃあ、午後からの学年集会で
 皆にいってみても、いいかしら?」
 「はいっ! よろしくお願いします!」


 私達は声を揃えると、礼をして職員室を出た。




 「はぁ〜2年になっても、職員室って緊張しちゃうよね」
 「わかる〜」
 「だよね」



 私は、2人の言葉に頷くと、教室の窓のほうに視線をやった。





    本当に誰がやったの?



__


 5時間目は学年集会だ。まずはじめに
 倉田先生がでてきて、話をはじめた。
 右手に白い紙、左手に教科書を持っている。
 そして、先生は話を始めた。
 途中、私の名前がでてきたので
 みんなの視線は、一斉に私のほうに注がれた。
 思わず、下を向く。



 そして、優志のことを考えてしまった。


 ねえ、こんなことになって
 優志はなんともおもってないだろうね。
 まあ、関係ないもんね、あんたには。
 ……あはは。何考えてんだろ、私。



 その時、1人の女子がたちあがった。



















  「先生、私犯人知ってるかもです」