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「その3つは必ず実行することー。後は人間の良識の範囲内なら何をしても構わんぞー」

えらく曖昧だなおい。それリオナの良識に頼ったら軽く人ぐらい抹殺しおうなんだが。

「じゃあ、魔法陣出すぞー」

先生がさらっと何かの呪文を紡ぐとTHE☆魔法陣とか名前が付きそうないかにもな魔法陣が現れる。
先生はけろっとしてるけど、生徒がしたら即ぶっ倒れて、3日は意識が戻らなくなるほど高度なやつらしい。やっぱせんせーすげー。エロ本読んでたけどすげー。

「準備は良いなー？」

準備は良いけど行きたくねえなあ。

「頑張ってこいよー」

気負いなくジークが飛び込み、何か悪だくみしてるのかニヤニヤしながらリオナが続き、ニーナが体中で元気を現しながら大ジャンプ。でも魔法陣から若干外れたところに着地して再び盛大にこけた。

「……イタイです」
「さっさと行け」

何かニーナを見てると悩んでる意味が分からなくなってきたので、取りあえず俺も飛び込んだ。
死なない程度に頑張ろう。