コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: バカと生徒会の日常、 ( No.14 )
- 日時: 2010/03/30 13:01
- 名前: 黒瑚猫 (ID: UwsudxVD)
- 参照: ほむ〜(ノ)^ω^(ヾ)
#005 @生徒会の考え
周りが一斉にざわめく、
「ぇ・・・何で!!?私、クラストップの成績なのに!・・・あの子バカじゃなかった?」
「駅伝で優勝したのは俺のおかげだろ!!?」
「クラスから2人なんて・・・・・」
私の口からは、
嫌だも
嬉しいも
何にもでない
『彼女は、皆さんが知っていると思いますが、
ぶっ飛んだバカです。』
会長ははっきりと言った。
何か酷い・・そこまでぶっ飛んでないのに・・・・
『我ら生徒会は、成績のいい集まりです。学校の問題児がぶっ飛んだバカとあれば大変です。
そこで、問題児を、育てて、この学校を立派にすると言う考えです。』
周りが再びざわめく、
「確かに・・・・」
「私もバカがよかったぁ・・・」
なんて言ってる人も居る。
『それでは、新メンバーの話を終わりにします。夏森君、後はよろしく』
会長は話を終えたので、くるりと向きなおし、副会長の名前を呼ぶ。
「ぁ、はい」
呼ばれた副会長、夏森海里。自分的には海里という名前がカッコイイと思うけど、
生徒会の草食系男子。
『今年は暑いですね。なので、明日から夏服に衣替え
しようと思います。
以上、生徒会から』
「キャーッ!!!夏森様ーッ!!!ステキー!!」
確かに今日は暑いけど、
女子の方が熱いと思います。副会長・・・
生徒会・・・か、
教室に戻ると、先に康太は帰っていた。
「よぅ、お帰り」
いつも通りに、接してくる康太。
康太が朝、言いかけたのはこのことなのかな・・・
「康・・「康太ー、今日空いてるか?バスケの練習試合すんだけど、助っ人!」
私が話そうと思ったらクラスの男子に話を割り込まれた。
「ん・・・わりぃ、空いてねぇかも。行きてぇなー」
「んだと!?ちょっと位良いじゃねーか」
私は黙って席につく。自分が説得力に無いのかな・・
「それ何時?」
「5時45分から」
「おし・・行く!!」
「ラッキー♪んじゃ、後でな」
黙ってる私を見て、寂しそうに
「・・・レン」
「・・・・・・」
「放課後、生徒会室で待ってる」
それ以降今日は康太とも一言も喋らなかった