コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re:       バカと生徒会の日常、 ( No.18 )
日時: 2010/03/31 10:52
名前: ヾω)黒瑚猫..★!゜ (ID: zE4aQ551)
参照: ほむ〜(ノ)^ω^(ヾ)

#007 @蓮華、生徒会に入る

「ようこそ、生徒会へ」


生徒会長の舞原先輩が、微笑みながら、私を迎えてくれた




「あっ..あの.....わた、私」


うぁ....生徒会長、舞原咲先輩....ほ、本物だっ!!!?


間近で見ると、ヤバイヤバイ美人だ....


「どうかした?おぉ〜い?」


夏森先輩が話し掛けても、気付かずに舞原先輩をじっくり眺める私。



「まぁ、いいだろう。生徒会に入る時はほぼそうなるからな。私もなったな...」


うんうん、と頷く生徒会長


「ふぅん....もう、昔みたいなこといってるね。舞原ちゃんっておばちゃん?」


夏森先輩が、ケラケラと笑い出す。


「ふざけるな!!誰がおばちゃん!?お前も同い年だろう!」


生徒会長は、その言葉に鬼のように切れる



同じ生徒会だってことを忘れてた


「おーぉー怖いっスよ、会長。」


「ぇ・・・」


聞き覚えのある声———


会長と夏森先輩は、その人物を見て、名前を言った


「康太」


その言葉を聞いて私は、少し胸がきゅっとなった



「こ..こう....た」


少し気まずかった....



それでも、今は喋りたかった。


「いらっしゃい、生徒会へ」



康太はそっけない言葉を返してきた


私はその言葉に、心の中で涙を流した。


私があの時無視したから、怒ってるのかな....


「すいません、遅れました」


そして、もう一人可愛らしい声が聞こえた。


「ぁ、私は....さ、桜田...七穂ですっ!!」


恥ずかしそうに顔を赤らめながら自己紹介をする


今年度の新メンバーの桜田七穂ちゃん。


学校では、妹にしたいコ№1らしい。


コホン、と会長がせきたてる。


「軽い自己紹介をしよう、私は、殊梨中学校生徒会、会長。舞原咲だ。咲と呼んでいい」


「あっ.....はい。咲...先輩。私、何で生徒会に?」


少しずつ緊張がほぐれてきた...


でも、どこか場違いな気がして—————


「ん、場違いとか考えてるだろ?私達はただ、学校をよくするための集まりだ。


     それに君が当てはまる。」


会長は、私の心を読んだのかというように、喋りだした。


「そして、君がバカだから、勉強を教えて問題を起こさないように監視する。3つ目は、


      君が明るいと聞いたから」


明るい———?


「先ほど、喋っていた通り、私達は大人しい奴しかメンバーに入れていない。だから、君を必要とした。


      すべて、当てはまるはずだ。」



「私...明るくなんか無いです」


「いや、それでもバカとは変わりない。だから、教えるために入ってもらう。」


「えぇ!!?私、そこまでバカじゃありませんっ!!!!」


主っきり反抗。


あとから、後悔する言葉だよ、これ


「その明るさだ。ま、強制的。さ、会議を始めるぞ。」


生徒会メンバーが「はい」と返事する。


「....レン、返事は?」


会長が私の方を見て、言う。


ここは、私と言うなの人格を


    認めてくれた————