コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re:       生徒会の日常、  ( No.25 )
日時: 2010/04/04 18:21
名前: ヾω)黒瑚猫..★!゜ (ID: zXm0/Iqr)
参照: ∮...黒瑚猫..それは、人間です ※猫じゃないよ(ノ)ω(ヾ)

#010 @悩める生徒№1736...*@


「悩める生徒№1736番の松浦由美子さんからのお便り」


七穂ちゃんが、もくもくと喋りだす


なんかラジオ放送みたいに始まる感じ


第一、この学校は1736通の悩みがあったのだろうか??


そもそもこの学校創立から8年って聞いたよ!!!!?


ドンだけせいと不満もってるんだろう.....?


『突然ですが、私には彼氏が居ます。
たまに意地悪ですが、とても優しい彼氏です』


自慢か....?私なんて彼氏居ない歴13年だよー??


自分の仲から憎らしいと言う思いを引っ込めつつ、聞く


『実は、彼氏と私の距離がなんだか遠ざかっていくようで.....

もしかしたら、私のこと嫌いになったのかもしれなくて....あ、彼氏は黒町十基<トオキ>です。


   生徒会の皆様、お願いします!!』

「だそうですが.....どうしますか??」


七穂ちゃんは少し気まずそうにみんなの意見を聞いた


たしかに、バカップルだなぁ・・・この人たち


会長は、どうするんだろね


「解決するか、生徒との距離とは仲の事もあるし、解決した方がいいと思う。」

会長は、椅子から立ち上がると背伸びをして、「行こうか」といってきた



━1ーA組━

私達は、早速依頼者とか言う人の居る場所に向った。


私と康太はだるくて、嫌々しながら来たんだけどね。


「有難うございます!!生徒会の皆さん!」


依頼者とか言う松浦由美子ちゃんは嬉しそうに微笑んでいたけれど、


私は嘘の笑顔なんだろうとすぐ分かった。


好きな人に、


      相手をされないというのが、

                  私にはなかったけども、なんとなく分かるんだ....
 

「そのですね....十基とは最近、
話してもくれなくなっちゃって......

いつも、私の親友と一緒に居るんです。あ、親友は
川野亜衣...です

それと、最近私に何か秘密でやっているようで....」

由美子ちゃんの声が涙声に聞こえてくる。


私はその声を聞くと、


ズキン、と胸が痛くなってきた。


由美子ちゃんは、黒町って人が、好きなんだ。


その涙から、痛いほど伝わる———


「亜衣ちゃんに聞いた....?」


私は思わず、口が開いてしまう


「はい...でもっ....何かしたかと聞いても、
何もとしか言ってくれないんですっ.....


何もって、言ってくれていても....
二人は私から離れてってちゃって.....

私っ....ぐす...それでも、二人が大好きなんです!」


由美子ちゃんの目には涙が溜まってた。


二人が好きだから、


離れて欲しくない、ずっと一緒に歩いていたい


そんな気持ちが痛いほど伝わる。



この気持ちはどこかで....




            感じた事があるような——?