コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re:       生徒会での仕事、  ( No.58 )
日時: 2010/04/03 18:30
名前: ヾω)黒瑚猫..★!゜ (ID: ssvsIHEk)
参照: ∮...黒瑚猫..それは、人間だ ※猫じゃないよ(ノ)ω(ヾ)

#012...*@ @招待

━1ーD━

「川野亜衣ちゃん!」


あ、私知り合いじゃないよ?


「え....?な、何?」


え....こういう時、何て言うんだろう


!!!夏森先輩が居るじゃないか!!


「夏森せんぱ....」


「ごめーん♪僕ちょっと、用事出来ちゃった。」


な...夏森ぃぃぃぃーーーっ!!!!!!


「あの...貴方誰?何で私の名前知ってるのよ」


あぅ....キツイ...ダメージが大きいよ!!色々と!!!


「わた..私ね、....由美子ちゃんの友達なの!!」


「由美子の?ふーん。由美子いっつも十基や私と居たけれども?友達いたんだ。」


ぐっ....124のダメージ


「そ、そう!!由美子とは、他のクラスだけどね!!」


今言ったのはホントさ


「んじゃ、私とも友達になってよ!私は川野亜衣!貴方は??」


な、なんて明るく活発的なの!!?

き...きついっ!!!名前いう?名前言っちゃう??


「私は宮し...た蓮...ヵ」


亜衣ちゃんは聞きづらそうに、


「何?宮下蓮?どっかで聞いた事あるような気がするのよね。」


華!!!忘れないでヨ!!!....まぁ、いいか


「や、やだな。風の噂じゃないのかな?初めて会うしね!!」


苦し紛れの演技....私演技力ねぇ


もうヤダ...


「ふーん、亜衣って呼んでいいよ!私、蓮って呼ぶから」


にこっと笑い、亜衣[ちゃん]は手を差し出してきた


あ、握手かな??とこちらも手を出す


「ヨロシクっ♪」


「う、うん!亜衣...」


この子が、本当に由美子ちゃんを無視する必要とか...


あるのかな...?


初めてあった人に、


いきなり由美子ちゃんを傷付けてるんでしょう!!!?


なんて言えません


「...?どうしたの?蓮」


「あ、ううん!!最近、由美子ちゃん元気なかったなーとか思い出しちゃって!!」


それを聞くと、亜衣[ちゃん]はビクリと体が動いた


「えっ....?な、何で?由美子どうかしたの??」


凄く、心配そうだった。


この子、本当に仲良かったんだって凄く分かる。


ほっておけない....そんな気持ちが目に現れているもの


「分かんないんだ....ただ、凄く寂しそうな顔をしていたんだ」


亜衣[ちゃん]は、それを聞くと凄く辛そうに


「———私の...せいかな?最近、十基と一緒に居るし、あんまり喋ってないから.....」


十基??あぁ、彼氏さんか....いいな、彼氏いて!!!


とりあえず、知らないふりをしていた方がいいかもね


「...?誰?十基って...なんで喋ってないの??」


深入りし過ぎたかも、


ヤバイなぁ


「十基ってのは由美子の彼氏。

....明日、由美子の誕生日なんだ」


え?


亜衣[ちゃん]は嬉しそうに頬赤らめ


「———だから、十基といっしょに由美子にサプライズの

誕生日会しようって思っててね!...でも、

思うように行かなくてさ、

いつもの様に、話す時間が無いって....焦ってた



きっと、


      それが原因だよ」


最初は嬉しそうに顔を赤らめていたけども、


今は凄く哀しそうに涙目で声がかれていた



———後悔....


           してるんだ————


だったら、


      手助けをしよう、


                 もう私は、

           

                        生徒会の一員なんだから————


皆が幸せになれる、誕生日会に———


「———ねぇ、亜衣」


私の意志の強い声に引かれたのか、亜衣[ちゃん]は泣くのをやめ、


私の目を見た


「な....何?連」


「私にも、手伝わせて」


「えっ?で、でも...ほとんど、準備終わっちゃって...」


亜衣[ちゃん]は慌しく確認すると、私に申し訳無さそうに


「ううん....招待する係。残ってるでしょう?」


「う、うん。それは残ってるよ....でも、会うのが気まずいし———」


私はその言葉を待ってましたといわんばかりに


優しく微笑んで、


「私に任せて!!!」


と言った———