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—　2話　〆

毎日、ただ流れる日々...
窓の外を、眺めると



体育の授業をしているクラスを
見かける.



「この問題を——森谷!」
「えーーっ!なんでよ〜」



数学担当教師が、きゃわきゃわと
騒ぐ女子の一人を指す



「とっとと、やれば終わるだろう」



あ〜、うるさいね.
暑くて、イライラするのによ



でも、体育の授業してるクラスを見ると、
もっと大変だと思う.



ギャル系女子(森谷)は、チッと舌を鳴らして
黒板に向かう



おーぉ、根は真面目なのね.



「正解だ」


教師は満足げに、頷くと
また、黒板に問題を書き始める.



まだやるのかと、
クラス中がうんざりとする.



　　　たった１人を除いて———