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Re:   — 放課後の科学部 〆_ ( No.17 )
日時: 2010/04/26 18:30
名前: そらね. ◆ZPJ6YbExoo (ID: ASXV1Vux)
参照: ∮...黒瑚猫 〓 そらね

 — 4話 〆


カツカッ...


黒板にチョークの音が響くように、
音が鳴る.



クラス中が笑い騒ぐ中、彼女は
気にせず、黒板に答えを記入し、席へ戻る.



丁寧な字で分かりやすく、かかれている.
女子っていいよな、男子の字は汚ね〜し...



俺も、字が下手くそでさ...女子はいいと考えるよ



「正解」



教師は、騒ぐクラスを止めずに授業を進める.
耳が遠いのかよ、オイ



うるさくてたまんないのに、お前は
耳が遠くて聞こえなかったで終えるのか?

なんて教師への愚痴を言う



彼女は、正解をしたにも拘わらず、
喜びも騒ぎもしない.



くだらない、そう彼女は思っているのだろうか
全く読みない彼女.



「....であり、———を使う事で」



教師がただ、チョークを黒板に叩くように
かき始める



彼女は、ただシャープペンを動かすだけ
クラスの中でも真面目だろうと思う.



このクラスは、元気がいいというよりは、
騒がしくて鬱陶しい.
その分彼女は、物静かでいい奴だと思う



そ れ に 、 俺 は あ い つ を 気 に 入 っ て い る



彼女の瞳は、濃厚の黒に包まれている、
そんな黒の瞳には、



   何 も 映 ら な い



そんな所を、俺は気に入ってる



吸い込まれる様な黒でも、
映らない黒でもある...ということが.



≪キーンコーンカーンコーン≫



平凡なチャイムが鳴り、
授業が終わる.