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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: — 放課後の科学部 〆_ ( No.49 )
- 日時: 2010/04/30 17:06
- 名前: そらね. ◆ZPJ6YbExoo (ID: JgT8Ge3V)
- 参照: ∮...そらねは、空が大好きなのです (^ω^)
— 10話 〆
俺は、渋々と体の向きを変えて、
作業に再びに取り掛かる
俺は、答えが欲しくて、彼女の方をちらりと見る、
その時、丁度彼女の唇が動き出した.
「理由なんて...ありません
ただ、」
そっと呟くように話す彼女の瞳には、
楽しさや嬉しさ...それさえも見えない.
「———入りたかっただけです」
理由はともかく、思考がわからない.
うーん..
理由と思考は違うけど、
何か似てるなぁ——
「...何故そんな事を?」
「えー、だって女子お前だけじゃん.」
そう、科学部は女子が1人しかいない.
それが相沢だから、
何と無く知りたかった訳だ.
それに、
女子1人ともあって、先輩達には、可愛がられている.
一年の一部は気味悪がっているが.
俺はそうには、見えない———
「———そうですか」
彼女は、女子一人という事を、
余り気にしていないようだが———
それから、しばらく沈黙が続いた.
特に気が会う相手でもなかったし、
俺は、友達と位しか良く喋らない.
そうなると、あいつは“友達”なのか?
今まで、近くいた気がしていただけの....
言葉が詰まる、作業は黙々と進んでいるのに
「...もう、終わりにしますか」
口を開いたのは、相沢だった——
「あぁ」
としか俺は答えられなかった.
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