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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: - 青 春 色 〆_ ( No.76 )
- 日時: 2010/05/10 17:46
- 名前: そらね. ◆ZPJ6YbExoo (ID: ZRXKMdru)
- 参照: ∮...あんこと牛乳ってめっちゃ合うじゃん (^ω^)
— 16話 〆
『よっしー、よっしーっ!!重大ニュース!!!!』
何故か、超でしゃばる植田.
何だ?宝くじでもあたったのかよ...
俺に分けてくれ.
電話越しに、植田の無気味な笑い声が聞こえる.
受話器越しでも聞こえるとなると———
奴は、もう生きてはいまい.
「植田ー、葬式メンドいんで行くの、パスなー」
と言っても、もう奴には届かない...か
葬式となると、肩がこるんだ.
全く、ポックリと逝きやがって...植田の奴
まだ、ぴっちぴちの高校1年生じゃないか.
『おい待て、何か俺、かって殺されてないか?』
「生きてたのか」
ちっ、と小さく舌打ちをする.
こいつの相手は面倒くさいからなぁ
「んで?嬉しすぎてスキップして湖に飛び込んで亡くなったのか?」
『だから、違うって、そりゃ嬉しくて浮かれているけどさ』
嬉しくて...浮かれる?
『今日さ、彼女がさー』
植田は女子かと言わんばかりに、
きゃわきゃわと騒いでいる
1人コント出来るよー、植田さん.
どうせ、流行りもしないけどな.
「彼女って誰だよ」
お前さん、彼氏とかそういう奴?
お前だけ、幸せだ何て神さえも許さないと思うぞ.
「彼女が出来たのかなぁ..植田君っ♪」
妙ににやつく俺...
待て、まだ決まったわけじゃない——
落ち着け...俺
居たらただじゃおかねぇ...
高校1年で、夏に彼女が出来るだと!!?
まだ、俺は運命の出会いさえもしていないぞ!!?
『そうなんだよっ、優貴っていってなー』
「処刑台の上で待っていろ、植田」
ブツッ....
———処分の仕方はどうしようか.
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