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　—　18話　〆

ただ...惨めな気持ちと心が残る———
女って...自分勝手だよなぁ..
俺は、ため息をつきながら、ベットに倒れこむ



俺ら男が騒いでたら、うるさいとか言うわりに..
自分たちだって、きゃぁきゃぁと騒ぐだろうが...



———同族嫌悪?差別——?



どっちにしろ、俺の今いる時代から100年後には、女と男の戦争をやっていそうだ———
今は、2010年だから、2110年だな...



「...はぁ....」



最近は、長いため息を出来る様になってみたいだ...
何でこう変な奴が、俺の周りにいるんだろうなぁ...



俺は、そっと目を瞑り、小さく小言の様に呟いた.



「今日は一番相沢と喋ったなぁ...」



そう、今まで話した事など数えるほどにしかない...
高校入学の時、小学生と間違えて声を掛けた時と、科学部の事で話した位だ.



「あいつ...変..な奴..だな」



目を瞑ったからか...疲れたからか、睡魔に襲われる.
途切れ途切れになる言葉の後に、少し嬉しさと不思議さが混ざった事が思い浮かぶ...



不思議だと思ってた奴が..もっと不思議に思えるのは、相手を知った時、もっと知りたいと思うから...



そんな気がして、何故か安堵のため息をつく.


「俺も...変わ..ってる...な」


その一言で、俺は1日を大体終えた.