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第２０話『そうしよう』


数日後…

掃除の時間、琴音が大騒ぎしていた。

どうしたのかと思って琴音に声をかけた。

緋「琴音っ、どうしたの！？」

琴「あのねっ…告白ＯＫだったのっ…！！」

緋「ホント！？おめでとー！」

琴「ありがとう！！」

２人で抱き合って喜んだ。


それからまた数日後…

茜が告白に成功したらしい。

“２人も続けて頑張ったのか…”

そう思った私は真剣に悩み始めた。


私は琴音に相談した。

緋「うち、航太に告ろうか迷ってるんだよね…」

琴「そっか。うちは告白した方がイイと思うよ」

緋「そうなのかなぁ？」

琴「だって、もうすぐこのクラスともお別れだよ？

最後だから記念にってことで告っておいた方がいいんじゃない？」

私はその言葉で心が揺れ動いた。

緋「そうだね！！頑張ってみるね！」

琴「うんうん！協力するよ♪

うちは手紙で成功したから、手紙がお勧めだよ〜」

緋「ホント？ありがとう！！」


私は、本当に告白することにした。