PR
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: キミとのHappy Life【実話】 ( No.20 )
- 日時: 2010/06/28 15:42
- 名前: 緋香里 ◆Cr8XlUoa7U (ID: x40/.lqv)
第5話『PRESENT』
とうとう来てしまった…バレンタインデー翌日。
私は前日の夜、腹痛がするほどドキドキして、なかなか眠れなかった。
朝、学校に着いてから、クラスの中や他のクラスの友達とチョコを交換した。
これは、毎年のお決まりごとなので、スムーズに進んだ。
こうして、クラスの中はものすごく盛り上がった。
—キーンコーンカーンコーン—
チャイムが鳴って、廊下に整列した。
これから体育館で、朝礼がある。
“航太に会える…!”
ひそかにそんなことを期待する私だった。
朝礼が終わって、教室に戻ってきてイスに座った。
“どうしよう…。やめた方がいいのかな?いつ渡せばいいんだろう”
緊張して、そんなことばかり考えていた。
少したってから、航太が帰ってきた。
航太が遅いのは、生徒会役員だからだ。
私のドキドキは、ピークに達していた。
“どうしよう…”
ふと私は隣を見た。
隣の席はひかりちゃん。
同じ名前の女の子。
ちなみに、私のクラスに「ひかり」は3人いる。
隣のひかりちゃんと、日香里ちゃんと、私。
私はひかりちゃんに声をかけた。
緋「ねえ…」
ひ「どしたの?」
緋「チョコ余ってる〜?」
ひ「うん」
緋「じゃあさ、一緒に社長にあげない?」
ひ「いいよ」
社長っていうのは、航太のあだ名。
クラスの中の、女子もいるグループの中で、航太は社長という役職になっているから、そう呼ばれている。
もう少し続きますが、長いのでいったん切ります!!
PR