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第１話『恋の見方』


夏休みの合宿—。

私はこれをきっかけに、恋の見方が変わった。


私は緋香里。中学１年生で、ソフトテニス部に入っている。ちなみに今は合宿。

私の過去…。

恋愛はしていた。けれど、友達に好きな人を話したことはなかった。

おまけに、バレンタインデーに男子にチョコをあげたこともない。

そのくらい、私は恋愛に関しては消極的だったのだ。

だが、合宿の初日の夜、友達の亜美が好きな人について話し始めた。

亜「ウチね…。実は●●が好きなんだ…」

緋「え〜！？そうなの！？」

亜「緋香里は誰が好きなの？」

その頃私は、小学校の頃から啓太という男子が好きだった。

緋「ウチは…。啓太だよ…///」

この時に、私は人生で初めて好きな人のことを話した。

それを明かした時、亜美に

「へぇ〜。以外」

なんて言われたっけ？

でも、その後布団の中でその人のどこが好きか…とか、亜美といっぱい語り合った。


その日をきっかけに、私は友達とコイバナをするようにまでなっていった…。

たぶん、亜美のおかげだな。

そうじゃなければ、私はコイバナに入れなくて困っていただろうから…。


この先、私の心にとある人物の影が忍び寄ってくる…。