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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: キミとのHappy Life【実話】 ( No.66 )
- 日時: 2010/06/16 16:47
- 名前: 緋香里 ◆4iYg9YTv6U (ID: x40/.lqv)
第12話『やっぱり…?』
月曜日がやってきた。
最近は、いつも航太としゃべっていたのに、今日はまだしゃべれていない。
土日の間、「ちゃんといつも通りにしなきゃ!!」ってずっと思ってたはずなのに…。
やっぱりダメなのかな?
3時間目、技術。
私は一瞬、不幸な席になったと思った。
今までは、幸せな席だったのに…。
それはなぜかというと…。
パソコン室の座席、私の隣が航太だったから…。
もう気まずいとしか言いようがない。
精神的にピンチだったので、航太の前の奈月にメモを回して助けを求めた。
でも、「Fight!」とか、「何か話しかけてみれば?」とかしか言ってもらえなかった。
私は、ショックを受けた。
解決策は、なかったから。
ドキドキしちゃってて、自分から話しかけるなんて不可能…
ホントにピンチだったんだ。
綿がショックを受けてがっくりしていたら、隣に座っているひとみちゃんが声をかけてくれたんだ。
「どうしたの?元気ないね…」って。
私はひとみちゃんの優しさに甘えて、先週起きた事件を話してしまったんだ…。
名前は出さなかったけどね。
それだけでも、私の心はすっきりした気がしたんだ。
結局、航太が1回私のパソコンを見て「どう?」って声をかけてくれて、「全然!!社長は早いね〜」って返しただけで今日1日は終わってしまった。
この後、私は驚くことを耳にする…
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