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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: キミとのHappy Life【実話】 ( No.75 )
- 日時: 2010/06/29 20:03
- 名前: 緋香里 ◆4iYg9YTv6U (ID: x40/.lqv)
第13話『信じてたのに…』
あれから数日、いや、もう少したっていたのかもしれない。
私と航太の関係は、今までの様に話せるくらいまで復活した。
むしろ、今までよりもよく話すようになった気がした。
とっても幸せな時間を過ごせてる…!
そう思ってたのに…。
「ファースト打ちっぱなしー!」
「はーい!!」
部長の指示で、ファーストサーブを打つ練習がスタートした。
その時、私は海香と奈月と恋の話をしていた。
ちなみに、私と航太のことは、1女9人中(自分を含めて)8人が知っていた。
で、ふと横から「うち、緋香里の好きな人知ってるよ」って声がしたんだ。
ビックリして、「えっっ!?」って言って左を向いたら、花香がいた。
私、実は花香のこと苦手で…。
好きな人言ったら、広められそうって思って言ってなかったんだ。
「なんで?」って聞いても、教えてくれなかった。
もうこうなったら、私と航太のことを知ってる人を1人1人問い詰めていくか…。
その時、ひらめいた。
「これは、確実にひとみちゃんだな…」
明日の質問攻めターゲットは、こうしてひとみちゃんに決定した。
ひとみちゃんを選んだのは、適当じゃなくって、ちゃんとした理由があったんだ。
ひとみちゃんを選んだ理由はね…。
実はひとみちゃん、花香のこと、大好きなんだって。
簡単に言ってしまえば、「レズ」なんだ。
で、いつも「花香ちゃんがね…」とか、花香の話をするときは目が輝いてる。
だから、言ったんじゃないかなって思ったんだ。
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