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Re: 嫌いに、なれたら +実話+ ( No.248 )
日時: 2010/06/25 21:50
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: uRjlitq/)
参照: そんなひどい事は聞きたくなかった by.カノンロック-失恋疾走曲-

第百八話『君の告白』


何それ。


ねぇ、それって本当なの?


——お願い。


嘘って言ってよ。





*次の日*


「あー……」


なんか、体が重い。
帰りたいよ、早く帰りたい……。
もう怜緒には半径十m以上近づけないし、廊下に出る楽しみなんかなくなった。


つまんないよぉ、誰か助けてよぉ。
そう心の中で叫んでいると——。


   衝撃的な一言が、駿二の口から告げられた。








      「昨日姫吉が、愛可に告った」








怜 緒 が 愛 可 に 告 っ た ? 
嘘、もしかして——……。


怜緒の好きな人って、愛可——だったの?


「……はは」


もう、笑う事しか出来なかった。
私は嫌われ、愛可は好かれ——か。
ふふふ、あははは。


私の心は、もはやパンク寸前だった。