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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: Love Again Is 実話 題名変 ( No.3 )
- 日時: 2010/05/11 18:13
- 名前: 絵磨(携帯) (ID: X5qqmbM.)
第話『』
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時間はあっという間に過ぎ、給食時間。
なんだか今日は楽な授業だったし、時間が早く感じたよ……。
私はそう思いながら、手を洗うため水のみ場へ向かった。
*水のみ場*
「……」
私が今居る場所の蛇口六個分のところに、怜緒と望と続海らしき人と、知らない誰かがいた。
怜緒は望たちと、笑いながら手を洗っている。
会えたのは嬉しい。
嬉しいけど……。
手紙のことがあるんだった!
私は怜緒を横目で見た。
そして素早く目を逸らし、蛇口をひねり手を洗いはじめる。
すると、
「!」
怜緒がよろけながら私の近くに来た。
よろけてる様子からみたら、誰かに押されたのか……。
いつもやってる望との遊びかな。
……まぁいいや。
私は気にしないで手を洗い続けていた。
「……」
怜緒は私の使っている蛇口の三個分隣に居る。
そして軽く蛇口をひねって「水でねぇ〜」と呟いた。
そして、
「……お、出た出た」
「……っ!?」
怜緒は私の隣に来て、蛇口をひねる。
ちょ、近い……っ!
しかも怜緒、さっき手洗ってたよね!?
私は怜緒の手を見た。
「……」
……だから、ほら。
いつもの白い綺麗な手が、真っ赤っかじゃん。
「……っ」
意味わかんないよ。
しかも、なんであっちの蛇口の方へ行かないの?
隣になったのは、偶然かもしれない。
それでも……。
嬉しいよ。
ドキドキするよ。
期待しちゃうよ……。
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