第2部プロローグ君の笑顔が、大好きだった。君の姿が、大好きだった。君の性格が、大好きだった。君の声が、大好きだった。——君のすべてが、大好きだった。もう、何もかも失ってもかまわない。ただ君だけがいればいい、君だけが私のそばにいればいい——なんて思っちゃう私って、本当に、わがままだよね。 迷惑かけて、ごめんね。