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Re: Break Youth +実話+ ( No.62 )
日時: 2010/05/25 20:58
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: MT1OWC7F)
参照: 更新が古い(( あひゃ、たまりまくりだ((

第六十三話『図書館での出来事』


*図書館*


「久しぶりに図書館来たのぉ……」


あの後、私と綾は二階の図書館へ向かった。
図書館は、広々としていて賑やかだった。
私と綾は、本棚を見つめていた。


「この本棚が倒れてきたら、どうするべ」
「ちょっと依麻、怖いこと言わないでよ」


私が真顔でそういうと、綾は笑いながら私を叩いた。
私は叩かれた頭に手を置いて「うへへへ」と笑う。
すると、


「……!」


本棚の裏側にいた、怜緒と望と目が合った。
私は思わずその場で硬直。
怜緒は私から目を逸らし、右側の本棚へ向かった。


「……」


怜緒と望も、図書館に来るんだなぁ……。
なんかちょっと意外。
そう思いながらも、綾と話を続けていた。


そのとき、


「——姫吉——……、愛しの…………」


望の声が聞こえた。
一部しか聞き取れなかったけど……。
姫吉、愛しの——……?


「……?」


私は思わず怜緒の方を見るが、望も怜緒も図書館を出たみたいでいなかった。


姫吉愛しのって……。
怜緒が誰かを愛しに思っているのか、
それとも、誰かが怜緒を愛しに思っているのか——……。








         気 に な る !!!