ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

　第86話




　メールの着信音で、私は目を覚ました。ふと時計を見る、午後7時。外は日が暮れて、もうすぐ真っ暗になる。私は、携帯を開いた。


　「　Dear　香織
　メアド変えたのか(・Д・`)
　うん、どうでもいいけど、これどーぞ
　　From　孝文　」


　メールには、やばい写真が添付されていた。なにがやばいって、これ、もう、あー！　君ら、13・14歳ですよね？
　隠し撮りなのだろうか、優志と愛可が、裸(？)で抱き合っている写真。面積が狭いから、詳しいことはよくわかんないけど……。抱き合ってることは、はっきりわかった。

　「　Dear　孝文
　ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
　こんなん、よくとったなあ(｀゜Д゜)
　でもやばい、まさかここまでいってるとわ(笑)
　　From　香織　」


　返信したあと、タイミング遅く、顔がみるみる紅潮した。だーあーっ！！　あんなん、するなよ、もぉー！　変態だ、あの2人、大人になりやがってー！　……ふ、いいこと考えた♪


　「　Dear　絵磨.萌.来奈
　じゃじゃーん！！
　平安の
　せっ○○現場ｗｗｗｗｗｗ
　　From　香織　」


　送信っと……ふふふ、いい気味。若いくせにそんなことした罰だよ。と、自分にいいきかせる。自分でも何してるのか、わからない。
　そしたら、また鼓動が速くなった。今度は……なんの鼓動？　あ……これ？　私は、着信音のする携帯を開いた。孝文のだってわかった。(画面にそうかいてるし)


　「　Dear　香織
　あれ？　お前こういうのしたことない？(笑)
　てっきりあるかとー(・・)
　　From　孝文　」

　んなぅ！　そんなのあるわけないでしょ！　とおもい、返信しようとした。……孝文となら、してみたい、かも……あー変な妄想が、鼻血ものですよこれ、ってそれより、返信しよう。

　「　Dear　孝文
　あるか、馬鹿！！　ばっかじゃないの！？
　この変態！！　あるかよあるかよあるかよ・・・
　うううっふふふっふふくぁあああああせ
　　From　香織　」

　「　Dear　香織
　狂った(笑)


　あのさ、明日夜、公園きて、話したいことあるから！！　

　From　孝文　」



　……話したいこと、とな？　なんすかそれは。まさか、野外プ……いやそれはないな。私は「わかった」と返信して、部屋をでた。