コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 超番外編:奏のゲーム攻略1 ( No.117 )
- 日時: 2010/07/10 18:32
- 名前: 遮犬 (ID: SmzuliUF)
タラリラーというなんとも昔ながらっぽいBGMの流れるゲームだ。
だがグラフィックがなかなか綺麗ということがまあ救いかな・・・。
鈴音ちゃんがお勧めするというゲームを現在、俺はプレイしている。
なんでも俺にRPGゲームの魅力を存分に知っていただきたいとして貸してもらったゲームが
『パパさんライダー』というRPGである。
そもそもパパさんライダーとはなんのことか意味不なのだが・・・。普通にドラ○エのような作品なんだけど
主人公の名前がアンドロメダっていう宇宙人みたいな名前で固定されてるしな・・・。
宇宙人みたいな名前のやつが勇者で世界を救うってどうよ?ていうか魔王倒しにいくんじゃなくて、
パパさんを倒すゲームらしい。
パパさんが何をしたのかは俺にはよく分からない。ていうか知りたくもない。
ただこのアンドロメダは宿屋に泊まると「パパさん殺す・・・!」と、目を充血させながら言うのである。
それに最初のステージがナメック星だからな。
しかし・・・戦闘画面はいたって普通である。敵が現れて・・・あ、また出たよ。「マスオ」
マスオは棍棒持って目が血走ってるんだよなぁ・・・グラフィックだけは妙に綺麗から余計怖い。
ていうかアンドロメダ強すぎんだよ。マスオ一撃で撃破。死に際の一言が、
「ええ度胸しとるやないかぁああ!!」というなんとも恐ろしい言葉。うぅ、寒気がする。
そんなこんなでこのパパさんライダーも淡々とゴールへと近づいていく。
そしてそろそろ最後のダンジョンかというところ。
「俺を仲間にしてくれねぇか?」ときた。今更おせぇわっ!俺もう60レベだしっ!
だがいくら「いいえ」を押しても「照れるんじゃねぇって(笑)」と返ってくる。
鬱陶しいにもほどがある。コレは何かの嫌がらせなのか?こんなイベントクソほどいらないんだが・・・。
「いいえ」という選択肢を10数回押したところで俺は心が折れてようやく「はい」を選択すると、
「誰がてめぇなんかの仲間になるかよっ!土へ帰れ!」といわれた。
・・・・今までの俺の10数分間をかえせぇえええ!!!なんだコレッ!今更ながら俺は怒りが出始める。
まあそれでもここまできたのだから、最後までクリアしてしまおうと思って次へ進んでいく。
にしてもパパさんってどんな敵なんだろう?ま、何にせよ・・・
このアンドロメダの持っている「エリンギ」には勝てないだろうな。
ん?エリンギって何だって?もちろんあのエリンギだよ。
俺もビックリしたけどな。武器屋にエリンギが売ってて・・・
「エクスカリバー」っていう聖剣らしきものよりはるかに「エリンギ」のほうが強かったっていう・・・。
それにエリンギで相手に攻撃したときの効果音は「グサッ」だからな。
エリンギが刺さってるんです。敵の体に。ええ、もちろんマスオの体にも刺さりましたとも。
アンドロメダとかいう見た目も宇宙人のやつがエリンギもって敵刺してるんです。すごく怖いですね(笑)
でもってここでレベルアップー。っと、60からなぜか一気に70ぐらいまで上がったけど・・・ま、いいか
「ダジャレ」を覚えた!、と画面に表示されてある。ん・・・ダジャレ?マジかよ・・・。
とにかく次の戦闘で使ってみよう。そしてこの薄暗い洞窟の中へ進んでいくと敵が現れた。
名前は「パパさんの手下」とかいうやつだ。そろそろパパさんも近くなってきたようだ。
とりあえず俺は特技の一覧を開いて・・・ダジャレを選択してみた。
『コンドルがっ!パンツにめりコンドルっ!!』本当にダジャレを放ったとは・・・。
「グシャグチャアア!!」まてまてまてぇええ!!ありえない効果音が鳴り響いたぞっ!・・・な・・・!!
ゲーム画面の敵のパンツの中に・・・っ!コンドルがめりコンドルぅうう!!!
めちゃくちゃ痛そうだ。てか今よく考えたら恐ろしいよな、このダジャレ。
だってパンツにコンドルがめりコンドルんだぜ?俺は想像しただけでもう痛い気分だ。
てか一撃死した。すげぇな、ダジャレ。
ついに一番奥までいくと普通の村人と変わらないオッサンがそこにいた。
「さぁ・・・俺が倒せるかっ!?」パパさんが現れた!、と表示された。
パパさんはライダーではなかった。ますます題名の意味がわからん。しかも弱そう。
とりあえず・・・俺は禁断のコマンドを入力した。
特技選択、ダジャレを選択。
『コンドルがっ!パンツにめりコンドル!!』案の定、パパさんもこの痛さに耐えれなかったようだ。
一撃でクリアしてしまった。・・・これっ・・・。
めちゃくちゃつまんねぇ・・・。 〜END〜(開始1時間でクリア)