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超番外編:パイレーツ戦争〜ミニスカ同盟の逆鱗〜 ( No.169 )
日時: 2010/07/19 22:51
名前: 遮犬 (ID: SmzuliUF)

ちなみにちなみに、文化祭での俺たち演劇とやらを紹介しようではないか。

それでは2−1の演劇の始まり始まり〜・・・。

『パイレーツ戦争〜ミニスカ同盟の逆鱗〜』

むかーし、むかーし、あるところに海賊がわんさかウザったらしいほどウジャウジャ海上にいたころ。

そんな中でもトレビアン海を制覇していた伝説の海賊がいました。

その海賊の名は、『ストリームウォーニング』(暴風警報)。(てかこれホントに2−1限定か?)

そんなある日、それに敵対するワッショイミニスカ同盟が言い出したこととは

「そうだ、全世界にミニスカ同盟を広げよう」と。

これは宣戦布告をしたワッショイミニスカ同盟と敵対する正義感溢れる海賊の物語である・・・。

一幕空いて・・・

ザコA「いたぞー!あそこだー!」

ザコB「逃がすなー!」

「はぁはぁ・・・」ソウ(奏)は必死で逃げていた。

どこの同盟にも入っていないソウは必死にミニスカ同盟の追っ手から逃げていた。

彼らは男女構わずミニスカを腕章として装備しているためにすぐにミニスカ同盟かわかる。

伝説の海賊であるといわれたストリームウォーニングとはいえいまや世界はミニスカ同盟まっしぐら。

さらにはそこから派生して生まれてきたブルマ派、スクール水着派など様々な分類の同盟が生まれている。

それらに敵対するのもおもや世界では少数。その中での大戦力ともなるのはストリームウォーニングだ。

「誰がそんな気持ち悪い同盟に入るかっ!!」

と、吐き捨てながらソウは逃げていく。あの圧倒的な数に戦おうとは思わない。

ソウは指定された場所へと急ぐがその行く先にミニスカ同盟がわんさかといた。

「くそっ・・・!囲まれたかっ!」

ザコA「ふふふふ・・・もう観念しなぁ!お前もこのミニスカの餌食となるのだっ!」

ちゃんと聞いていればとても変態にしか思えないようなセリフを吐いているやつに捕まりたくはない。

だが、この状況は幾千の戦いを逃げに逃げきったソウといえど非常にまずい状態だった。

「終わりだぁあ!!!」そういってザコAがミニスカソウの頭の上にかぶせようとしたその時、

バキュゥン!バキュゥン!と鋭い銃声が鳴り響く。

ザコA「うぐっ!」ザコB「ぐぇっ!」

ドサリドサリと瞬く間にミニスカ同盟は倒れていく。

「あら、ソウ君。大丈夫?」

「この声は・・・!ストリングウォーニングのユーキさん!?(有紀さん)」

いやいや、なんで1−2の劇なのに有紀さんいるんだよ!っていいたいところだが温かく見守ってくれ。

ザコC「お、お前は・・・!伝説のゴルゴといわれたストリームウォーニングの最強の一人、ユーキ・・・?」

「私がきたからにはもう大丈夫よ・・・ソウ君、下がっていなさい」

いいながらどこから持ってきたのかわからないスナイパーライフルを構える姿は妙にかっこよかった。

ザコD「はっ!たかだが二人のみっ!この大勢の軍団には構うまい!かかれぇええ!!!」

一斉にミニスカを持った変態たちが俺達二人に襲いかかってきた。

ユーキは素早い装填を繰り広げ銃を構えたと思いきや、二つのマシンガンを取り出した。

「くらえぇえええ!!!!死滅破壊!!(デストロイヤー!)」

全くキャラが違ってきていたとしても気にしない気にしない。

数分後・・・

「す、すげぇ・・・」あれだけいた軍勢が一気に消し飛んでいた。

「ふっ・・・私に勝とうと思うなら魔王100体連れてきなっ!」といってマシンガンを収めた。

にしても呼び名がゴルゴとか・・・有紀さんのキャラがホントに・・・あ、いや、なんでもない。

「大丈夫だったか?ソウ」なにやらオジサンっぽい口調になっているところは触れないでおこう。

「あ・・・はい。助かりました!ありがとうございます」

「うむ。ではこれより帰還することにしよう」

ブーブーっとユーキの腰あたりから音がした。

「こちらスズネたん!(鈴音ちゃん)ユーキさん!応答してください!」

いつの間にか鈴音ちゃんも違うクラスなのにいるっていう始末だ。

「あー、こちらユーキだ。どうぞ」

「こちらっ!謎の戦隊に襲われています!至急帰還してください!」

「何っ!わかった。いますぐいくっ!」

なんだかベタだなぁとか思いつつも俺もユーキさんに促されて同行することになった。

第一章、物語の始まり(完)