コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

第1話:暴風警報! ( No.2 )
日時: 2010/09/15 19:12
名前: @遮犬@ (ID: cLZL9WsW)

「ということで、生徒会に入れっ!」

「いやいやいや、いきなり!?読者も皆混乱しちまうよっ!」

「あのプロローグなら大体わかるでしょ?」

「わかるかっ!俺の過去話を切なく、悲しくしたのを書いているだけだろっ!」

「まぁ、まぁ落ち着け。こうしている間にも世界は滅亡へと向かってるんだぞ?」

「一、生徒会室で何言ってんですかっ!そんなこと微塵も起こらないほどのいい天気ですけど!?」

「とにかく・・・誰?」

「論外だよっ!その質問!確かに主人公のクセに名乗ってないけどさぁっ!まだ待てよっ!今の状況までたどり着いた過程を皆さんに教えてあげたいっ!」

「じゃあ教えれば?」

「アンタらが邪魔したんでしょうがぁあああ!!!!」

と、いうことで。話しはプロローグの続きより始まる。

最初に申しておくと、俺の名前は篠原 奏(しのはら そう)。名前が女の子っぽい?文句なら親に言え。

それもこれも親が音楽好きで・・・あぁ、この話しはまたにしよう。それより大変だ。

「金出せやぁっ!」

道中、よほど弱弱しく思ったのかいたって普通の高校生の人に絡まれてます。笑われながら。

「すみません、ないです」

「ないぃ?・・・・許してやろう、行けっ!」

さすがは見た目一般生徒、すぐに通してくれた。つかなんで絡んできたんだよ。

そして目の前を通りすぎて行くと、

「フーーーッ!」・・・えらい憤慨している猫さんがいらっしゃった。

「・・・・俺が何しましたか?」

「ニャーー!!」「うあぁー!」咄嗟に猫を避けて猛ダッシュ。なんとか回避することができた。

「YO!YO!ヘイ!YO!」そして次はロックな音楽を聴きながらリズムに乗っているチャラ男がいた。

「ヘイ!兄さんっ!YO!どうだい?俺のラップはYO!」

「あー・・・はい。とてもすばらしいと思いますよ〜。ぜひ親御さんに見せてやってください」

「YO!何いってんだYO!聞こえないYO!」

「それは多分アナタの耳にかかっているヘッドホンのせいですねー。・・・では」

後ろから「待つんだYO!」とか聞こえてきたが気にせず学校へと向かう。

「やっとついた・・・」実は坂道に行く前に色々とまたあったのだが・・・言ってたらキリがないのでやめとく

ピンポンパンポーン。篠原 奏君。至急、教室まできなさい。・・・クスクス。ピンポンパンポーン。

「・・・・いやいやいや!俺ここにくるの初めてですけど!?放送してんじゃねぇよっ!それに最後の笑いって・・・絶対誰かの陰謀じゃねぇかっ!」

「・・・アレがさっきの放送の?」「え?どれどれ?」「あれ?あの人高校1年じゃないの?「え?嘘〜?」

周りの目線がつっこみをいれた俺に向けてくる。

こいつらもこいつらで俺の体質のせいで言っているのだろう。もうこの体質どうにかしてくれ。

すぐさま俺は自分の名前の書かれた教室の中へと飛び込む。

「俺の名前で放送したやつ誰だー!」少々ざわついていた俺のクラス、1−2のやつは俺を見る。

『・・・・あぁ、例の』

「例のってなんだよっ!」

ピンポンパンポーン。篠原、生徒会室にきなさい。でないと・・・ピンポンパンポーン。

「でないとなんだよっ!気になるだろっ!俺を呼んでるコイツはなんなんだっ!」

「若造、ちゃんとアレを読んでないのか?」

「アレ?アレってなんだよ。それにお前も同じ同級生だろっ、若造呼ばわりすなっ!」

「暴風警報だよ、暴風警報事項」そういえばそんな紙があったような気がするが・・・。

「そんなもの読んでどうするんだよ。今何もそれ関係なくないか?」

「バリバリあるだろ。暴風警報って、天気のほうじゃねぇよ」

「えぇ?」

「生徒会のことだよ。この時雨咲高校しぐれざきこうこうの」

「せ、生徒会ぃ?」

・・・嫌な予感がプンプンするのは歴戦のカンというものか。