コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

第37話:チーム分け!ゲームスタート!? ( No.230 )
日時: 2010/08/01 01:46
名前: 遮犬 (ID: icsx9rvy)

王様の権限?男子陣は色んなアレなことを思いついたりする。ということですごい気迫があった。

逆に女子のほうは絶対に男子に優勝させてはならない!といった意気込みがめちゃくちゃ出てた。

俺は…王様になったらとりあえず寝かせて欲しいという願いをしようではないか。

え?小心者?何をいっている。一番の安全策じゃないか。向こうには有紀さんや紗希がいるんだぞ?

NGワードが出たら何をさせられるかわかったもんじゃない。

「よしっ!こういうチーム分けになったぞっ!!」昌人がどこから持ってきたのか大きな紙を広げた。

俺のチーム俺のチームはっと…あった。まあその他のチームも紹介しておこう。

【チームA】俺、昌人、鈴音ちゃん、紗希、郁…?(いく)

郁って誰だろうと思い、昌人に聞いてみる。

「あぁ!お前が寝てた間に来た子だよっ!一年で軽音部志望だったんだけどなかったから帰宅部!」

「へぇ〜…」と、郁という子を探すが…いない?

「ちゃんといますっ!「うおっ!!」下のほうから声が聞こえてきた。

俺の前に立っていた子は…すげぇ可愛かった。というのが第一印象。確かに軽音部っぽい感じが出てる。

ギター持ちながらボーカルやってそうな子だとは思った。ぜひとも俺達のサークルに参加していただきたい

「は、初めましてっ!花園 郁(はなぞの いく)っていいます。どうぞよろしくお願いします…」

ふむ、初対面で恥ずかしいのか顔を赤くしている。可愛い子だなぁ〜。

「あぁ、どうぞよろしくな」と、手を差し出すと「はうあっ!」と声を出してしぶしぶ手を握った。

さて、他のチームを紹介しよう。

【チームB】夕姫、小神さん、祐二、稀穂さん、日向さん

【チームC】有紀さん、椿、奈津、椎、マルティーン・ジョイス・・・?え、最後の誰?

「あぁ、夕姫のボディーガードの黒人の人だよ」

「そういえばそんな人いたねぇ!?てかあの人はセコくない!?だってあんなの大人…」

「ソンナコトナイデス、ワタシ、コレデモ"ドウキュウセイ"デス」後ろにはすげぇムキムキの黒人が。

「絶対嘘だっ!絶対嘘だっっ!!」

「アハハハ、ジョウダンキツイデスネ〜…ドウナルカ、ワカリマスカ?ニホンジン?」

「すみませんでしたぁっ!!」怖いっ!!怖いよぉおお!!外国人!!そして次のチームは…

【チームD】神楽、智、巴、佐野、五十嵐

んーと…とりあえずまずツッコむべきところは…

「智と巴きてたのかよっ!!」

「もちろんきてたよ。君に膝枕をしてあげたじゃないか」智がクスクス笑いながら言う。

「な、何っ!?お姉さまにそんなことを…っ!!」やばいっ!釘バットが出てくる・・・!?

「お、落ち着けぇえ!!俺が頼んだわけでもないからっ!!」とりあえず落ち着いたところで…

「佐野って誰だぁあああ!!!!」

「あぁ、それもお前が寝てる間に来たやつ。佐野 智華琉(さの ちかる)っていうんだ」

「お前が噂の冴えない男?ほんとその通りだな」どうやらこの憎たらしい声の持ち主が佐野らしい。

「悪かったな…冴えなくて」

「別に悪口じゃないよ。本当のことだから、本当のこと、ね」

なんという女かっ!ここまで口が悪く、オーラを放っているのは初めて見たかもしれない…。

そして、最後に…

「五十嵐もきてたのか…」

「あぁ、呼ばれたからな!楽しそうだし…」覚えているであろうか?参照は第20話を見ていただきたい。

この4チームで戦うことになった。チーム的に有力なのは…基本万能の昌人。運動神経がいい紗希とか…。

「そういえば郁も運動神経はいいよな」昌人が横からいってきた。

「うんっ!一応ね!一番得意なのはギターとかだけどね」と、ピースサインしながら言っている。

で、不安要素といえば…もちろん、俺と鈴音ちゃんの二人である。

「…あ、ガンシューティングならいけますよ?てか超越してます」

「あぁ、そう…」この子はゲームしか脳がない。まさにゲーム脳の手本のようなものだ。

「なんですかそのリアクションはっ!!ち、ちゃんと運動もできますよっ!!」

「…じゃあ二割だけ期待しておこうかな」

「期待度低っ!!どんだけ信用されてないんですかっ!!」ま、俺も似たようなもんだけどな。

「さぁっ!じゃあ最初の勝負をお知らせするっ!」ついにゲームが開催されるようだ。

「最初のゲームはぁあああ!!!!」さらに大きく息を吸い込み、昌人はこう言い放った。


「スイカ割りだぁあああ!!!!!」