コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 第40話:プラグスーツの男子高校生! ( No.248 )
- 日時: 2010/08/05 19:12
- 名前: 遮犬 (ID: PAeJS2fQ)
照り付ける太陽!海!水着!そして…!プラグスーツ!!
「うぉおおおりゃあああ!任せたぞっ!紗希!!」俺は我ながら見事なトスをし、紗希にまわした。
プラグスーツの男子高校生がビーチバレーやってる姿が一体他にいかほどいるのだろうか?
「うりゃぁぁぁぁあああ!!」紗希が華麗なスパイクを決める。敵の砂浜にボールをたたきつけた。
15点マッチで俺たちは現在12。相手は7の状態で結構勝っていた!
「何をしているんですの!?」
「いや〜…実際格好はふざけてますけど実力は相当ですよ?あの二人…」
「しょうがないですわね…祐二!(ゴニョゴニョ)……」
「…マジッすか!?それなら俺!死ぬ気でがんばりますっ!!」何を頼まれたのか祐二は燃えた!
「バッチコーーイッ!!」かけ声は少々古いとは思いながらも迫力は十分だった。
「っ!くるわよっ!シ○ジ!」
「シン○じゃないけどな!?って、うおっ!!」さっきまでとはえらく違う祐二のサーブに驚愕する。
「だからいったじゃないっ!バカ○ンジ!」
「お前はア○カかっ!?…おいっ!またくるぞっ!」俺は必死に構える。
「うぉおおおっ!!ライジングゥウウ!!クラッシャァアアアア!!!」雄たけびをあげて祐二が放つ!
「な、何っ!あの伝説のサーブ!ライジングクラッシャーだとっ!?(注意:実際そんな技はありません)」
「くっ!!」次は紗希のスキを狙われて得点をとられる。これで12対9。
「何してんだぁ!アス○!いや、もう、ム○カぁ!」
「ムス○じゃないわよっ!!このアホッ!」バサッ!と俺の目に砂がっ!!
「目がぁああ!!目がぁあああ!!!(バスッ)…って簡単に決められたじゃねぇかっ!!」
「アンタがバカなことしてるからよっ!」
「おーっと、エヴ○チーム。何やら仲間割れをしている様子だぁー!」
どうやら見ている側は相当暇なものらしく昌人や放送部のやつらが実況に走りだした。
「と、とにかく!ライジングクラッシャーをどうにかしないとこの勝負…やばいかもしれない!」
「ふん!あんなもの…簡単に見切ってやるわよっ!!」と、最前線へと駆け出していく。
「はっはぁ〜!無駄無駄ぁああ!!俺のライジングクラッシャーの前では難敵はおらんわぁあ!!」
もはやキャラまでも変わった祐二が続けてライジングクラッシャーを繰り出してくる。
「私を…なめるなぁあああ!!!」紗希がライジングクラッシャーの落ちるであろうポジションにつく!
「な、何っ!!「今よっ!シン○君!」あれ?なんかこれ俺がスパイク!?怖い…でもっ!!
「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだぁああ!!」一瞬、初号機が見えたような気がした。
大きな音を立ててそのスパイクは砂浜へと吸い込まれた。勝負…あったな!
数分後…俺の思ったとおり、15対10で俺達の勝ちとなった。
隣のコートを見ると……それはまさに戦場そのものだった。
「うりゃぁあっ!「はぁああ!」と、凄まじいオーラを保った有紀さんと神楽が熾烈な戦いを行っていた。
俺達の想像、いや、誰もがこの二人の実力に圧巻されていた。
ライジングクラッシャー?あれの数十倍ともいえる重圧感がそこにあった。
「有紀っ!そんな恐ろしい計画はすぐにやめるんだっ!!
「ふふふ…もう私を止める者などっ!誰もいないのよっ!!」そして有紀さんの必殺、
「死滅破壊っ!!(デストロイヤー)」が、炸裂した!!…てかコレって銃撃で使う技だったような…
「ぐぁあああ!!!」神楽さんが倒れる。
「す、すごい戦いでした!っていうか佐野さんのボディは凄まじいです!ハンパないことこのうえな…」
「やかましいわっ!!どこに目ぇつけてんだっ!!」女子一同からの怒声が昌人に向けて鳴り響く。
「神楽、大丈夫?ほら、早く立って」佐野が神楽を無理矢理にでも起こし、退場させていった。
「どうやら次に当たるのは有紀さんのようだな…」
「アノー…ワタクシノコト、ワスレテナイカ?ニホンジン?」あぁ、ジョイスもいるんだったか…。
「…てかなんでジョイスの格好モビ○スーツなんだよっ!!」
ジョイスの格好…それはガ○ダムいわく、モビル○ーツの格好だった!
次回!美少女水着姿の紗希&プラグスーツ奏VS絶世の美女たる有紀さん&モ○ルスーツ姿のジョイス!
この両チームの戦いが炸裂するっ!!…以上!ここまで放送いたしましたっ!!by恵ちゃん
