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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: きらきら / 更新 ( No.26 )
- 日時: 2010/06/20 17:18
- 名前: ゆえ ◆05YJ7RQwpM (ID: HGEDmJJJ)
好きという思いをどこか閉じ込めてしまえばいっそう楽になれたのかもしれないのに。
彼を見ると胸が苦しくなったり、彼がほかの女の子と話をしてると嫉妬をしたり、私にそんな権利なんて無いのに。そう、片思いだから。
彼はかわいい彼女がいて、目がくりっとしていて、明るくて、愛らしくて、髪の毛もふわふわしていて。私にはかなわないくらいの本当に素敵な子で。
その子は誰にでもやさしくて、多分彼女は私が彼を好きなことを知っていると思う。でも彼女は私を憎んだりはしないの、だって勝てる相手だから。
「……おはよう。松原さん。今日は何?」
と彼女は不適な笑みを浮かべて、彼は私のものとアピールをするの。
でも私は何も言い返せないのだって彼は私のことなんてどうでもいいから、ただただ彼女を愛していればいいんだから。
ああもう嫌になっちゃう、いっそう彼のことを忘れて楽になっちゃえばいいのに。
だって、だって、そうでしょう?
( 彼、彼女、私 )
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