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＜第２話：閑話　少年のココロ＞


僕は、昔、守りたい人…女の子がいたんだ。

その子は、とっても可愛くて、白くて、ふわふわしてて…。
笑うと、つられて僕も笑っちゃうみたいに。

でも、『あの時』、『あんなこと』が起こって…。



あれ……?



何が起こったんだっけ…。


でも、これだけは覚えているんだ。


僕は、『神の騎士』なのに…。

君を守らなきゃいけなかったのに…。


君を…、……守れなかった…。


だから、僕は、目覚めるまで、『未来の僕』に託すことにした。

君に、『光』を灯して。


その『光』がいつ消えてしまうのか分からないけど…。


君は、その力で頑張って…。


『君の闇』に……負けないで…。


僕は、まだ目が覚めないけど、目が覚めたら君に言うよ。


『ごめんね』って。