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＜第３話：遅刻と集合、そして対戦!?＞

—翌日の朝

「…君っ、ムエン君!起きてください!!」

「う〜ん…もう少し…。」

ベットで寝がえりをうつムエン君。
それを見た私は、どうしようかと右往左往です…。

「えと、急がないとフウイさんに先を越されますよ!!」

「…、……えー、今何時?」

「集合時刻の５分過「うわぁぁぁぁ!!!完っ全に遅刻だぁぁぁ!!!」

「…あはは…。」

ムエン君は一分で着替え、１０秒でパンを口にし（食べたときにむせたみたいけど…。）、急いで私と集合場所に向かいました。





「…あぁ、そうだな。世の中の恐ろしさを教えてやるべきだな。あの馬鹿には。」

「…手間のかかる従弟。」

「まあまあ、そういわずに、水砂（ミサゴ）。」

「事実を述べたのよ。」

群青色のセミロングでハーフアップ、深紫色の瞳の少女…ムエンより年上に見えるミサゴは、ため息をつく。
隣にいたカイトは苦笑し、エンランはうなづく。

すでに集合していた３人の方は、「やっぱり。」と言わんばかりの顔だ。

「そんな事だろうと思った!!雪ちゃんが可哀そうなのに!!」

「…はぁ。」

「やはり、ヒナシの家に、行くべき、のはずだった?」

「そうよ!!せっかくカイトさんやミサゴさんも来たのに!」



「ほわぁ…。しょぼくれ〜。」



「え、しょぼくれ??…あ、ほわちゃん?!」

「ホワルン、元気、なさそう。」



—続きます。（すみません＞＜）