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Re: 神より生まれし花 参照300突破!まだまだオリキャラ募集!! ( No.63 )
日時: 2011/05/04 00:17
名前: フレイア ◆7a0DWnSAWk (ID: HPru.2N2)

—続きから。

「…やるって、まさか戦闘っすか?!」

あまりに唐突な出来事にムエンは唖然とする。

「…何、バカ従弟。文句でもあるわけ?」

「ば、バカって…orz」

「はぁ、ちゃうやろミサゴちゃん、やったな?」

「えぇ。そうだけど、違うってどういうことかしら?」

「今回はミサゴちゃんは回復役や。実際戦うんは、ライトニングちゃ…うぉぉぉ!!?」

コウメイが言うか言わないかのうちに、後ろから電撃が放たれた。

「邪魔だ。どいてろ。」

「うわぁ…なんつ—過激な…。」

一言発するだけで威圧感を感じさせる、ライトニングにコウメイは冷や汗を流しながらその場を離れた。

「で、戦うのは誰なの??まさか兄さんとか?」

上級だし統率力があるかをみるのかな…と考えつつ、ヒナシはフウイの顔を見る。
だが、フウイは首を横に振った。

「…いや、もしやこのタイミングは…、雪か。」

「えぇぇぇ!!?ゆ、雪ちゃんが!?」

「…大変、厳しい、と思われる。」

「わ、私…?」

「そうだ。雪の実力がどの程度か、最上級…つまり幹部生に見てもらおうという訳だ。」

最上級魔法師は数少ない。その魔法師は幹部生、さらに次期長官候補とされるのである。

雪がどの程度できるのかは未知だが、ムエンは反対だった。

「俺は反対です!長官!!いくらなんでも雪にそんな…。」

「じゃあ、ムエンは雪の力を信じていないということか?」

「そんなわけは…。」

「なら、信じて見ていろ。…案ずるな。そのための回復役にミサゴを選んだのだからな。」

「…私が来た時点で選んでいたかと思いますが、回復には自信があるのも事実です。役はきちんと果たしましょう。」

ミサゴはため息をつきつつ受け入れた。

「では、がんばります!」

「神の花…か。」

「え…?」

「私は、お前に会うために生まれてきたのかもしれないな・・・」

「…。ライトニングさん…。」

戦いが、今始まる。