コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 神より生まれし花‐真実は何処に…‐ ( No.9 )
日時: 2010/06/30 17:44
名前: フレイア ◆7a0DWnSAWk (ID: dTbIpO5j)

<第7話:地下の魔物>

まぁ、そんなこんなで図書館に入り、極秘保管室へと案内された。

「二つの書物は、奥の部屋にありますので…。」

「…って、真っ暗…?」

極秘保管室の中は、塵や埃や蜘蛛の巣まで…。

しかも、一寸先も見えないぞ!どうやって探すんだオイ!

「実は、三日前に闇禍が住み着いたみたいで。清掃係は一歩も入ろうとしないのです。」

「じゃあ、ついでに退治すりゃいいのね!」

ヒナ、うれしそうに見えるぞ?

「ところで、この暗闇…どうすんだよ?」

「私、出来るかも。」

コウセが前に出た。…あぁ、そっか。

「…私は、唯一の星の一族の生き残り。光を扱うのは、お手の物…のはず。」

…まあ、なんとかなるか?

「『星の瞬き、光のしるべ』。」

コウセがそう呟くと、銀色のでかい杖が出た!?
あれ…使えるのか??

「ティンクル・ライト、『道しるべ』」

白い光が、いくつもの点になり、奥の部屋まで続いていく。

おお〜〜。やっぱ光属性ってすげぇ。

確か、コウセと…コウセのお母さんが使えたかな?


-続きます。-