コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: —A shine of light— ( No.37 )
日時: 2010/07/21 06:03
名前: むーみん (ID: 2.GeU6Nm)

03話 現れ始める黒の魔術師


眠い。

昨日21時に家に着き、大量の宿題と葛藤し、なんだかんだで布団に入ったのは午前0時過ぎ。
よく考えれば一昨日も寝ることができたのは1時頃で…というか最近全く0時前に寝れていない気がする。
そう考えると昨日のマ○オカートは全く無駄な時間だ。
しかしそんな毎日が続いても、いつも通り学校に行かなければいけないわけで、今日も俺は学校へ重い足を進めている。


「…ん?」


その時、俺はいつもの通学路に不自然な光景を目にした。




——昨日まであったはずのビルが半壊している。



そしてさらに近くに見なれた人影があった。

「リーダー!? と真!?」

「…龍輝!? 声おっきいわよ! アホ!」

俺に気付いたリーダーはそう言いながらも、周りに人がいないのを確認すると、『こっちに来い』と手招きしていたので、俺は半壊のビルへ走った。

「どうしたんすか、これ?」

「知らないわよ! でもこんなことするの並みの人間じゃないでしょう?」

「あとここ、コロネオみたいなのを統括してる魔術結社の本部があった建物なんだよ」

「えぇ、怪我人はいなかったようだけれど」

「……まためんどくさい事みたいっすね」

「とりあえず調べとくから、


    お前ら学校行け」


ん? 学校?
…そうだ、忘れてたっ! あと10分しかないじゃん!


「真! 走んぞ!」

「おう」

俺らはそのあと、学校へ全力で走った。
—二人して見事に遅刻したが。