コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: —A shine of light— ( No.43 )
日時: 2010/07/21 06:04
名前: むーみん (ID: 2.GeU6Nm)

「真ー! 行くぞっ!」

2年2組教室。
眠さと戦っていた授業もようやく終わった。部活へ行ったり帰ろうとしている生徒たちの間をくぐり抜け、俺は真のいる2組教室へ走ったのだった。


「ん? 龍輝、どうした?」

「…どうしたって、朝のあれだよっ」

「え、何おまえ行くの?」

「え、何おまえ行かないの?」

「めんどくせぇ、行きたいならお前一人で行って」

そういうと思った。
だがこっちも真を連れていかなければならない。
なぜなら——

「真くん、これを見てもそう言えるかな?」

俺は真に向けて携帯電話をつきだした。


—受信ボックス—

▽ 花本リンネ
件名:緊急
本文:今日、終わり次第真連れてコロネオ来い。必ずだぞ。

    ‐END‐



「……行きます」

「おう、んじゃ、行くぞー」

「くっそー、これだからリーダーにメアド教えなかったのに、龍輝がいたか…」

「んな、俺だって行きたくねぇよ!

   でも、今朝のはちょっと変だろ?」

「まぁな、めんどくせぇけど」


そして俺らはコロネオへ急いだ。
これから何が起こるのか何も分からないまま。

…ただ、確信はないが何か、よくないことが起こる予感がした。