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０４話　正面衝突


いつもの如く学校へ登校し、思いっきり寝て先生に怒られ、だるい学校を何とか乗り切り、家路につき、家についてベットに飛び込み——

そんな普通の１日を終え、ようやく寝れると思った午前零時過ぎ。


……花本リンネからメールが来た。
眠いのに。寝たいのに。


＊

…というわけで、今俺は全力で夜中の街をコロネオへ向かって走っている。
悪い予感が的中しなければいいのだが、こんな夜中に呼び出すのはきっとただ事ではない。とりあえず急いだ。


そしてコロネオ前。とりあえず壊れてなくて安心した。
だがしかし…、あーやっぱり入りたくねぇ!

…まぁ、開けなければいけないのだが。
おれは重い扉を開いた。

「…ちーっす」

「龍輝、おせぇよ」


俺は目を疑った。
——悪い予感というのは、どうも的中するものだ。