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Re: 光のレナリ    二章、黒歴史!! ( No.162 )
日時: 2011/01/11 22:20
名前: 紅葉 ◆juofRO3qYc (ID: BfXEK8t.)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

ボリュームトゥエンティーフォー

私の、シルフィアになるための契約書、だった。

そこには、衝撃的な事実が書き連ねてあった。

「時期長老候補がシルフィアの取り消しを望んだ場合、秘密保持のため、元シルフィアは犯罪者として刑罰を受けることになる…。」

そこに記載されていることは、

「また、シルフィアは、時期長老候補が長老になるとき、自らの身を長老へとささげ、無に還る…!?」

すべて、私が知る由もないことだった。

「…そん、な…。」

じゃあ、

じゃあ、長老様がしていたことは、

"生け贄探し"だった、て、ことなの?

「どうして…?」

分からない。

 自 ら を 生 け 贄 と し て ま で 、

     私 の シ ル フ ィ ア に な る 意 味 は 、 何 ?

私が、シルフィアを拒否しても、承諾しても、

クラル=メルサリンの行き着く先は、闇。

「私は…。とんでもないことを、してしまったの…?」

いままで、

私は何も知らなかったのだと、改めて痛感した。

私が長老について知らされていたこと、

"神"について知らされていたこと、

『生命の樹』について知らされていたこと、

すべては、一部に過ぎなかったみたいだ。