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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 僕の涙腺を刺激するもの ( No.297 )
- 日時: 2010/11/27 13:04
- 名前: 風菜 (ID: EpPczols)
第25章 「彼女の中の断片達」
『あらっ、一琉ちゃんいらっしゃい!! 』
『こんにちは、杏香さん。』
私と伊吹は、久しぶりに伊吹の家へと集まった。
『あたし達もっ。』
『いますよ、杏香さん。』
私の後ろから、零と結衣菜が出て来た。
『まあ〜、久しぶりねぇ、結衣菜ちゃん、零くん。あっ、そうだ。上がっていくでしょう? またケーキ焼いたんだけど、食べていく? 』
『あ〜、食べます食べます!!! 杏香さんのケーキおいしいもん!!! 』
すかさず結衣菜は叫んだ。
すると杏香さんが微笑んで、
『じゃあすぐお茶用意するから、皆上がっててね。』
と言ってくれた。
『よしっ、じゃあ上がれーーーーーー!!!!! 』
伊吹がそう叫んだ。
『お邪魔しまーーーす!!! 』
皆で勢いよく上がった。
そしてそのあとは、伊吹の部屋でたくさんおしゃべりをした。
勿論、杏香さんのおいしいケーキを食べながら。
そして一通り遊び終えると、私達は伊吹の家を後にした。
『気をつけて帰ってね〜! よければまた遊びに来てね。』
そう言ってくれている杏香さんに、私達は笑いかけた。
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