コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: アタシは今日も恋をする。(参照してください) ( No.13 )
日時: 2010/08/16 00:52
名前: ハルカ (ID: Jp7wPE2D)

Ⅱ【007】





「じゃあねー」

さっきまでどたばただったあたしたちはそれが嘘のように過ぎ去った。

何事もなかったように家まで着いてしまった。

あたしはいつものように扉に鍵をさす。

「澪っ!!」

三鷹に呼ばれてゆっくり振り向く。

「何?」

「・・・明日休みじゃん。どっかいこーぜ」

「・・・どっかって??」

「遊園地のチケット友達からもらったから・・・、行くか?」

「ぇ!?まじ!!?いくっ!!」

「そっか。なら、明日早く起きろよ」

「うんっ!じゃね♪」

ご機嫌であたしは家の中に入る。

やった、やった♪遊園地〜♪

あたしはその日、明日が楽しみであまり眠れなかった。




———翌日


「澪ー、入るぞー」

「わっ、まだダメ!!!」

一応、入らないでとコールをしたものの意味もなく・・・

「あと、髪結ぶだけじゃん」

言いながらあたしの髪の毛を触り、結び始める。

なんか、中学の時みたい。よく三鷹に結んでもらってたな・・・。

鏡を見ると三鷹の顔が映ってる。あたしは鏡越しで三鷹の様子を見ていた。

「で、今日はどんなの??」

不意に三鷹が鏡越しにあたしを見てきた。びっくりして軽く顔を背く。

び、・・・びっくりした・・・。

「おだんごにして・・」

「はいよ」




一回切り