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Re: Because you were「貴方がいたから」 ( No.149 )
日時: 2010/09/18 18:12
名前: ハルカ (ID: q9W3Aa/j)

うわーだいぶサボってたww

読者様、めんどくさがりなうちでサーセンorz
では早速かこうかな・・・・(たぶん




Ⅶ【036】



「うわぁ〜!おいしぃ!!」

「ほんま?口に合ってよかったわ」

「本当、おいしい!!」

時雨君の作った夕飯を、バクバクと食べていくあたし。

まるで食いっぷりは男のよう・・・・。

「そんなウマそうに食ってくれると、作り甲斐があるわ」

目元を赤らめながら、鼻を掻くしぐさをする時雨君。

褒められた子供みたいで、とても可愛かった。

「あれ、・・・凛は?」

「寝ちゃったから、部屋に・・・・」

「そっか、ありがとう。澪が来たからはしゃぎ過ぎたんや」

ため息を一つ吐いて、壁に持たれる。

だけど、その顔には幸せそうな笑みを浮かべていた。

こっちまで笑顔にさせてくれるような笑み。

「なぁ、澪。たまに凛に会うてくれへん?喜ぶさかい」

「うん、全然いいよ。あたしも凛ちゃんと遊びたいし☆」

「遊びたいて・・・、幼稚園児か」

笑いを含めた言葉に私は笑みを向けた。




しばらくの間、時雨君と他愛もない話をしていた。

「ほな、俺風呂洗ってくるさかい。ゆっくりしてて」

「うん」

時雨君はお風呂場の方へ姿を消した。

それを確認してから、凛ちゃんの様子を見ようと立ち上がる。

その時、


「——!!?」

眩暈が襲ってきた。

どうせ軽い発作だから、早く直るかと思った。

だけど、あたしの考えは甘かったみたい。

発作時間は数十分続いて、あたしは意識を手放してしまった。